石炭から作ったら同じことやん。

石炭からガスを取り出して、水素やアンモニアを作る技術は確立されている。当然、その過程で二酸化炭素CO₂が発生する。それを、いくら燃焼時に二酸化炭素を出さないと詭弁を弄したところで、事実は事実でしかない。こんなものをクリーンエネルギーだと主張する根拠は何なのか。

あまりに人をバカにした論理なので、地球温暖化防止、脱炭素、といったスローガンのウソが丸見えになっている。風力や太陽光の電気で水素を作る、ってか? 笑わせるじゃないか。一体それはいくらになるんや。オーム教と同じでカルトよな。しょせんは邪教だというのだ。このトリックを説明する人は誰もいない。分かっている人もいるだろう。

少なくとも当事者には、何のことだか分かるはずだ。二酸化炭素を地中に閉じ込める、というのも、とてもじゃないが現実離れの妄想よ。ブラジルやインドネシアの大規模な焼き畑、プランテーションを見ながら、いったい何の役に立つのかと不思議に思わないか。ジェット機だって、ものすごい燃料を消費しているでしょ。関空のエネルギーセンターの建設に関わったから、消費量が分かるのさ。

常にプラントと一体になっている。問題は、自然界には存在しない水素を作って、それを利用して、何をしようというのか。水素は金属腐食や危険性の高い未知のガスだ。ヒンデンブルク号の大爆発を知っているだろう。あれ以来、水素利用はないだろう。危険なことは分かっているのだ。本当を言うと、私は石炭利用に賛成だ。もともとは樹木だからね。

ただし、天然ガスと同じで、そのままエネルギーとして使うことが一番簡単で地球にやさしいと考えている。わざわざ水素やアンモニアにして、エネルギーを無駄にすることもないだろう。直接燃やせば、無駄な過程を経ないで済む。簡単な論理ではないか。脱炭素だ、というスローガンがいかに偽物であるか、こんなものが革新的な技術開発でも何でもないことが分かるだろう。

今日も、風もないのに風力発電が勢いよく回っている。電気が余っている証拠やね。私は風車病になって、耳鳴り、頭痛、めまいに苦しんでいる。由良町の風力発電を撤去してくれ。被害者たちは苦しみながら死んだやないか。