気候変動ではなく、気候危機だというのか。

今日の産経新聞は再エネと原発に染められている。福島沖の洋上風力の写真を掲げて、これが技術力だ、というのだ。チョット待てよ、私のページで、2020.12/13日、12/16日、に載せた記事には、数百億円のカネをかけて、大失敗した挙句に撤去する記事を紹介した。それなのにこの欺瞞は何なのか。

笑えるではないか。これが産経の正体なのだ。「脱炭素社会実現」なんて本気で信じているんだろうか。添付記事には石炭から水素を取り出すことに成功したという。現在、天然ガスCH₄から水素を作っているから、石炭からガスを取り出せば、そりゃ、できるわな。これが革新的なイノベーションなのかい。

記事にして誉めそやすほどのものかい。こんなレベルの話が、今日の産経新聞であった。カーボンニュートラル電源構成シナリオ案の図を見て、社会の破壊が目的なのではないか、と疑う人は多いだろう。再エネ100%の時代か。恐ろしい悪夢よな。なぜ、誰も怒らないんだろう。モノ言えば、唇寒し、か。