原発と再エネ、この記事、おかしいと思わないか。

先日来の寒波により、大雪のニュースに、電気のひっ迫が報じられている。発電所では、最大限の稼働を目指しているという。しかし太陽パネル、風力発電のダメさはどうだろう。必要な時に、必要な電気を送る。これが鉄則だ。天気任せ、風任せの、当てにはならない極めて稼働率の低い再エネでは、多額の投資も夢のまた夢でしかない。

妄想だったんだよ。それなのに産経記事では、あいも変わらず大出力の安定電源であると書く。もはや、かつての戦争で、大本営発表を繰り返していた嘘八百と同じことになっている。福島の原発事故は何だったのか。全く反省の色はない。福島沖での風力発電事業の大失敗に、なんの言葉もなく、「太陽光や風力発電」と書き散らすアホさは何を意味するんだろうか。

それを記事の結論では、「世界の潮流から取り残される」と書くのだ。大雨が降れば地球温暖化のせいだという。大雪が降れば異常気象だという。天気が変われば気候変動の危機だという。こんな単純なスローガンで、私たちは再エネ賦課金を取られて、炭素税にまで及んでいる。何の役にも立っていないことは、誰でも分かっているだろう。

ちなみに、40年前、s.56年に新潟県の長岡市の学生寮に住んでいたけれど、56豪雪と言って、三階から出入りしていたものよ。八月に入広瀬村、守門岳に釣りに行ったら、まだ数メートルの雪の塊が谷を覆っていた。誰も異常気象だなんて言わなかった。だって、これまでにも度々、大雪があって、村が雪の下に埋もれてしまった、なんて話を聞いていた。

とくに面白いのは、子だくさんの家庭が多かった。雪に閉じ込められてすることがないもんだから、皆さんせっせと子供を作っていたというのだ。子供15人とか、普通にあったらしい。革新的なイノベーションとは何か? 誰もその中身を知らないところがミソやね。由良町の風力発電を撤去してくれ。低周波被害で苦しくてならないのだ。