谷口さんが風力被害を訴えた人たちが出ている。

h24年当時、この人は御坊保健所に居て、畑地区の谷口さんとやりあったらしい。御坊保健所の吉田課員は、風力発電の事後報告書などを見て、意見書まで書いて配布してくれた。それを何もなかったことにしてくれと頼まれたのだよ。

一年ほどして、谷口さんはたまたま県庁舎の廊下でこの人とばったり出会ったという。「あ~ら、谷口さん。とてもお元気そうで、何よりじゃないですか」満面に笑みを浮かべて話しかけてきたと言う。それが悔しいと言って、私に何度も電話してきたものよ。

どこで聞いたのか、その人の家庭的なことまで話し出していて、よっぽどあちこちと聞いて回ったんだろうと思いました。もう一人の知事さんにも直接「弱い者苛めをされている」と詰め寄って訴えている。もう破れかぶれよ。「ヘンッ!  言うだけ、言うてやった」と連絡が来たものよ。

環境運動家たちは、「上の人は何も知らない」と言うけれど、何でも知っているのさ。知っているのに知らんふりして出世していく。だからこんな提灯記事を見ると、いやな記憶がよみがえる。谷口さんは悔しかったらしいですよ。