山形県の羽黒山、月山麓の風力計画中止

出羽三山の風力計画が中止になったことで、あちこちに喜びの声が広がっている。これが正常な日本人の感情だろう。風力発電には低周波被害という恐ろしい被害がある。行政は、政治は、扇風機と言って誤魔化してきたが、高さ100mを超える巨大な鉄塔に、ブレードが回転をすると、音源の大きさが恐怖になっていることに驚くだろう。特殊な音の場を形成するのだ。

地形によっては低周波のへばりつき現象もあって、常時、有害な低周波空気振動に人々が苦しめられることになる。被害感覚のない人でも、知らぬ間に性格が変わっていく。卓越した被害成分が、健康に与える影響は、すでに諸外国で明らかにされている。日本だけが、風力被害を認めずに被害者を隠蔽してきたのだ。それにしてもここに地方紙と毎日新聞の記事を参考にしたから比較してみるがよい。

山形にはすでにたくさんの風力発電が建設されていて、これからも建設を推進すると書いてある。被害者がいて苦しんでいることなど関係ないのだ。わずかばかりの協力金を貰って、人の不幸を知らん顔する。もしかしたらご自分が被害を感じているかもしれない。それでも被害者を嫌悪して、差別の対象にする仕組みになっているのではないか。風力に抗議する人を弾圧して喜んでいないか。

かつて汐見文隆医師は、あちこちの被害地域から迫害されて追放されてきた。そのように仕組まれているのだ。私なんかコテンパンよ。最初から、ジャーナリストたちに教えられて知っていたけどね。被害地域が今、どうなっているのか調べてみるがよい。役場に電話するだけで、簡単に教えてくれるよ。「被害はありません」とさ。各地に、風力発電の建設に反対したい人がいる。

それを黙らせたい悪党がいる。行政や議員さんは、まずダメやね。なんでやろう。野鳥の会などの自然保護団体も、待ってましたとばかりに自然エネルギーを吹聴する。緑の党のモノマネよ。日本には、まともに風力反対と抗議する人はいない。今回の出羽三山の件は、たまたまの僥倖だったのではないか。出羽の神様のおかげだろう。

そうではなくて、自分たちが風力発電の被害に反対しようではないか。風力発電を止めろ、風車を撤去しろ、と抗議しようではないか。今ある「考える会」や反対運動などは、エセやで。日本だけ、「Stop wind turbines !」という抗議運動がないことに気が付いてほしい。みんな騙されていることを分かってほしいのだ。

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