再エネも、インバウンドも、大失敗やないか。

露骨な金儲け主義は、いやらしい。カネが全てではないやろう。それがグローバル化だ、地球温暖化だ、と国策としてスローガンを掲げるのだから、ヘンなことになるわな。記事にあるように、インバウンド、外人さんを呼び込んで、観光収入を当てにする、なんて本気で信じる人がいるんだろうか。

私は、各地で外人観光客の嵐が、人々の拒否感にまで至っている話を聞いてきた。大阪の南の黒門市場で昼飯を食べようと立ち寄ると、周囲は外人さんばかりで、店頭に並ぶ串焼きも、ここは本当に日本なのか? 台湾の屋台村ではないか、などと驚いたものよ。それも今ではだいぶん収まって、コロナ禍で、日本人が主役になってきているらしい。日本なんだから当たり前か。

生きていくために金は必要だろうが、カネのために生きているのではない。豊かで、楽しく生きるために金がある。いくら労働力不足だからと言って、移民政策はもう止めようやないか。日本は移民国家ではない。日本人のための国だ。これが基本だよ。再エネ政策も、ずいぶんと手垢がついた。風力発電に太陽パネルが、各地で被害を引き起こしている。すべては税金よ。

とくに必要でもないのに、再エネ賦課金、固定価格買い取り制度、自然エネルギー、といったトリックに、日本人はまんまと騙されてしまった。莫大な金がかすめ取られているのに、誰も疑うことができないでいる。被害地域では、カネで人々の心が奪われている。風力発電の低周波で苦しみながら死んだ人、自宅を捨てて転居した人、山々が太陽パネルでおおわれているのに自然エネルギーだと喜んでいる人。

政治や行政が機能しないのは、なぜなんだと思わないか。こんなヘンな金を、まともな農業や漁業につぎ込んでいたら、少しは日本も住みやすい国になっただろうに、と私は思っている。再エネは、しょせんはペテンであった。インバウンドも、IRカジノと同じで、怪しさは見ての通りだ。各地で風力発電の反対運動があるようで脱線している。

何のために反対しているのか、被害の本質を否定しながら、結局は事業のアピールだったのか、まるで空中分解したようだ。海外では、当たり前のように「風力発電はいらない」と抗議しているのに、日本のそれとは空気が違う。風力発電の悪行は、これまで書いてきたとおりだし、私の体験だけではなく、各地の被害の様子も、その都度記載してきたつもりだ。風力発電はいらない。

それはサギだ。黙っていては何も始まらない。行政や政治を変えようではないか。