福井県でも風力反対があるらしい。

福井、石川、富山とくれば、いざり、コソ泥、強盗、と言われてきた。おかげさまで、和歌山に原発ができなかったのは、日本海側に原発銀座ができたからよ。新たに原発は建設しにくいだろうが、風力発電なら嶺南だろうが嶺北だろうと、ご自由にと思っていた。

すでに全国各地には、風力反対らしき運動があるように聞く。というのもそれぞれに御用学者や常連講師を招いての「あさっての話」に纏められているからだ。原発運動の時も、御用学者が来て、いい加減な話に「なんだこりゃ」と思った人が多かったらしい。

「水を掛けたら原発は止まる」そんな話だったそうだ。今回の風力説明会では、どこでも低周波のお話から始まって、「被害はありません」という話で締めくくられている。一般の人は、とくに心配することはないらしいのだ。少し前に大野市の人と話したことがある。

「大野の田芋は硬いので有名なんだ」「大野の里いもは硬いから名物なんだよ」さてさて、どの程度の主張をするのか私には分からない。盆地のようになっているから低周波の空気振動で満たされるだろう。福井高専も、福井大学も、決して風力由来の低周波を測定することはない。

あのとき、大野5番にある蕎麦屋で食べた昼飯が旨かったことだけ覚えている。