風力発電は大変なことになっている。

風力発電の低周波被害は、私がこれまで訴えてきたとおり、すべて事実をすくい上げて紹介してきたつもりです。国策の風力発電ですから、反対運動や抗議運動は、たくさんの策略により根絶やしにされてきました。あたかも心配そうにふるまう各地の「考える会」などは、抗議運動を吸収して隠ぺいするための仕掛けだったのです。

前ページに紹介したとおり、海外ではたくさんの反対運動が引き起こされているでしょ。それが日本には一つもない。風力発電は自然エネルギーだ、地域活性化だ、CO₂削減だ、とかいろんなウソを積み重ねてきました。この記事では、環境ビジネスとして、こんなにも全国の地域が踏み躙られている有様を伝えています。私の作り話でも、思い込みでもありません。

しかもこの電気は、しょせん風任せ、天気次第なのですから、必要な時に使えるか、というものではなく、あてにもならない非常に効率の悪い演技でしかないのです。だから石油や石炭の使用は減っていません。こんな事実は初めから分かっていたことです。しょせん詐欺でしかない。莫大な税金を使って、いったい何をやっているのか、少しはそのアホらしさを知ってもらいたいのです。

由良町では、風力発電の低周波被害でたくさんの被害者が苦しみながら亡くなりました。重症の風車病になる確率は、1~3%程度です。畑地区は地形的に閉ざされていて、それが5~6%にもなったと思います。つまり100人いれば2、3人が被害にあって苦しむのです。1000人いれば、20~30人が深刻な低周波病になります。グーグル地図で、由良町の鳥観図を見ると、風力発電21基の周辺には1000人以上の人が住んでいることが分かると思います。

当初は被害を訴えていた人々も、すぐに物言わぬロボットのようになりました。なぜ彼らは抗議しないのかは、不思議というか、恐ろしい感じがするでしょう。それが今では全国展開されているんだから、被害者も相当な人数になっているはずです。私たちが知らぬ間に、自由にコントロールされていました。現実に、全く必要ではない風力発電を作り続ける目的は何か? まさか地球温暖化防止ではあるまい。

風力発電を扇風機と言っていた御用学者や政治家がいた。責任感も倫理観も何もない。勇気のある人 !  「風力発電は反対だ」と声を上げようやないか。風力被害者は、人間性を取り戻そう。