低周波被害者の会、窪田泰さんとの会話

『風力発電の被害』の1ページ目に書いたことだが、全国には低周波被害にあって苦しんでいる人がいて、何の情報もなく人生を破壊されているから正確な情報を伝えてほしい、と依頼されてきた。私は由良町で起こった風力被害や弾圧のことを各地の被害者たちに送付して話もしてみた。すでに由良町内でも同じ資料を配って説明していたものだった。

結果は散々よ。アホにされまくり。汐見先生や窪田さんの悪口ばかりを聞かされてきた。低周波被害者にまともな人はほとんどいなかった。どれだけの人から「訴えてやる」と叫ばれたことか。しかしその反応が低周波被害者の症状の一つだと今では気づいている。言葉少なに「低周波被害で困っているんです」という真面目な人もいた。

何の病気でもそうだが、まさか自分が、と思うことになる。今の時代なら、コロナウィルスに感染した人はそう思っているだろう。誰が被害にあうのかは分からない。私は40年前、米軍厚木基地の滑走路わきで一年間過ごすことがあった。大韓航空機撃墜事件の時だったから、イーグル戦闘機、ファントム戦闘機が二機同時にジェットエンジンを吹かして轟音を上げている。タッチアンドゴーの訓練も毎日ある。

事務所の窓や棚、机の鉛筆まで振動して音を立てていたものよ。工事事務所所長は私に、「気分が悪くなるようならすぐに言ってくれ。職場の配置変更もできるからね」と笑いながら言ってくれた。私は所長がたまにくれるドルをもって米軍基地内の売店でバドワイザーやハンバーグを食って、アメリカ軍生活を楽しんでいた。

しかし飛行場から数キロ離れた住宅地では、寝ていて鼻血が出るなどの被害があったと後日聞くことになる。環境省は騒音測定をしていた。低周波被害なのにね。爆音が響く基地内で生活する私に被害はなく、遠く離れた静かな住宅地に低周波被害はあったのだ。今、正確に低周波被害の説明をできる人は本当に少なくなった。図に示すように、低域の空気振動、気圧変動なのだ。

卓越した加害成分、被害成分が測定してみると観測される。しかしこの被害のメカニズムを、これが低周波被害の原因です、という人はほとんどいない。言ってはいけない、タブーにして黙ってしまっている。なぜなんだろう。低周波被害、風力被害を隠ぺいするために環境運動家、あるいは「考える会」という人々が行政の手先となって工作運動しているからだ。プロパガンダやね。

低周波被害者は少数で、頭をやられるから、弾圧を加えると簡単に黙らせることができるからだ。私のtwitterには「水は燃えるんです」「5Gの恐怖」といったコピーが毎日ドッサリト送りつけられてくる。こんな連中が環境運動家よ。日弁連や野鳥の会も同じことになっている。高学歴で偉そうに見えても中身はこんなものよ。オーム事件の時もそうだったでしょ。

医者や弁護士など、高級な人々がオーム内の犯罪者にいた。窪田さんは汐見先生とともに、伊豆や伊方といった初期の風力被害現場を体験した。もちろん追放されてしまうんだが、今では何が起こったのか証言できる唯一の生き証人でもある。これがモデルケースになって全国で風力被害が展開されることになったのだ。東伊豆町や南伊豆町に電話して聞いてみるがよい。

「風力発電の被害はありますか」「いいえ、ありません」判で押したような返事が返ってくる。由良町も同じだけどね。風力被害地では、たくさんの被害者が苦しみながら亡くなったし、自宅を捨てて転居することになった。それを目の前で見ながら「いいえ被害はありません」と言い続ける人たちの異常さを窪田さんは訴えている。不肖の私もこの事実をできるだけ多くの人に理解してもらいたいと思っている。

以下、窪田さんからです。

「被害者の会」TAGに「火付けと火消し」を追加しました(2)特定非営利活動法人 低周波空気振動被害者の会 窪田泰 です。

https://p-kichi5206.wixsite.com/abvv/firefighter