被害成分を測定しよう

水俣病の時も、被害成分を測定しない、測定させない、測定しても関連を認めない、という悪行が繰り返された。そのためにどれだけの被害者が亡くなっていったことか。同じことが風力発電の低周波被害でも繰り返されている。汐見文隆医師がh19年には被害成分が卓越していることを発見して、物理的な原因であることが分かっているのに、人権を無視して、被害を拡大させている。

すでに多くの被害者が各地で苦しみながら亡くなっている。全国には風力発電に反対するというグループがあるようだが、どうも中身がおかしい。被害隠ぺいの仕組みになっている。低周波被害といいながら、誰も風力発電の発する有害な低周波を測定しない。もちろん風力業者に抗議して被害者を救済することもない。市民風車とか言って、環境団体が風力発電を運営していたりする。

低周波被害が問題にされることはない。日本の環境運動は、行政の提灯持ちでしかなかったのだ。野鳥の会など、決して鳥の被害など訴えることはなかった。海外の自然保護運動との決定的な違いよ。かろうじて一人、低周波被害者の会の窪田泰さんが低周波測定を行ってきた。私はそれを利用して、風力発電を止めろ、風車を撤去しろ、と訴えてきた。h30年には土木学会で研究発表をした。

タブーは破るためにある。みなさん、いじめにあうのが怖いんだろうが、風車の発する卓越した被害成分を測定して、周辺の人が被害を受けていることを言ってやろうじゃないか。地震や雷と同じで、超低周波の衝撃を受けると、人は緊張して興奮する。その結果として体も精神も変調をきたすことになる。汐見医師や海外の識者は、20~30%の人は影響を受けていると書いている。

伊豆や伊方、由良町など、風力被害地がどうなったのか見てみればよい。金儲けのダシよ。被害者たちは泣きながら死んでいった。それを面白いと言って手を叩いて喜んでいる。怖い話よ。私は土木科を卒業して測量士だから、距離を測ることはプロのつもりです。同時に、新幹線の建設の時の騒音測定などにも参加した。だからわりと測定業務には慣れていたかもしれない。

はっきり言って、測定道具さえあれば、測定はできます。ホームセンターで買って来た巻き尺で計るのと同じことです。添付資料にあるように、1/3オクターブ分析でも、高速フーリエ変換FFT分析でも同じです。自然界にはない、こんな特異なピークを持った被害成分が繰り返されている。「これは危ない」、ことに気が付いてほしいのだ。日本ではまだ幼児の被害については問題にされないけれど、言葉を持たない幼児には、何が被害なのかも分からない。

『WindTurbine Syndrome』のニーナピアポント医師がそう書いている。引っ越した理由が子供の心配にあると答えた人もいた。日本人は、まだまだ風力発電の被害に気が付いていない。被害者をあざ笑うだけで、何が行われているのか眼を見開いてみてほしいのだ。水俣病の時もそうだったでしょ。ナチスドイツの大量殺人の時もそうだったでしょ。そして今も、爆弾を抱いて自爆攻撃することに賛美する記事があるでしょ。

異常なことが、まるで平和運動として行われている。みんなで風力発電の正体を暴露しよう。悪意の仕掛けを見破ろう。