政治は新しくしていけばよい。

徳島市は、由良港の対面にあって、空気の住んでいた昔は町並みがよく見えたものでした。私は目がよいので波戸を歩いている人や、釣りをしている様子まで見えました。漁師の人も見えていたみたいです。さて今日の記事を見ると36歳の難病を持った女性が市長に当選したんだとか。すごいことだと単純に思っています。私なんか議員選挙ですら尻込みしているのに、目の前では、若い新人が駆け抜けていく。

投票率は38.88%とある。票数もそんなに変わらない。ということは、有権者の20%の人の意思で、選挙は制する、ということか。これは何も地方都市だけではあるまい。もちろん計算もあっただろう。それ以上に政治に対する関心が無くなっていたのだ。政治に意味など感じない空気になっていたことと思う。地域活性化といえば、原発か風力発電くらいしかない政治や行政に、疑問と失望を持った人もいたと思う。

この地を訪れて調査したジャーナリストは、あまりの古臭さに辟易したと話していた。泣き言ばかりかと思っていたけれど、若い人はちゃんと反発していたんだと考え直したい。それにしても由良町の選挙よ。前ページに記事をアップしたけれど、私でさえ、見るのも嫌になっている。古臭さは徳島や土佐よりはるかに上だろう。同じ南海道だから、住んでいる人は同じらしいのだが。私自身は京都からの都落ち組だという言い伝えを今も信じている。

この記事は、ちょっと、うらやましい。