あの時、決断。風力発電を止めろ!

あの時、決断。風力発電を止めろ!

季節が11月になり由良町の気温もずいぶんと下がった。今朝の気温は18℃、肌寒い。

もうすぐ秋から冬にかけての季節風が吹くようになる。畑地区の谷口さんから風車被害の電話があってから8年になる。

あの時は11月の末で、3日ほど強風が吹いていた。その影響で21基の風力発電が、とんでもない低周波空気振動が麓に住む人々を襲ったのだった。

後日の勉強から、風の影響だけでなく気温の変化、朝の冷え込みが低周波音を閉じ込める、へばりつき現象の有ることを知った。上空に境界が出来て低周波が反射するらしい。

あるいは低周波が伝播しやすい層ができる。という論文(アメリカ物理学誌JGR、3/11日付ページ)も知った。

さらに谷口さん宅周辺の地形が、風車から発する低周波の通り道になり、反射を受ける特殊な複雑な地形であることも分かった。

h.24年に、低周波測定器NA-18Aで測定すると、1Hz、2Hz周辺で、音圧90dbを超える、非常に高い数値を観測した。

谷口さんだけではなく、何人かの被害者が私に食って掛かってくるように低周波被害を訴えた。

私も遅まきながら被害感が出てきたので、彼らの言っていること、被害現象がよく分かった。被害者同士でないと分からない「恐ろしい恐怖体験」のことも確認し合った。

電気ポットが急に高い音を立てて鳴りだす。電気コードがブーンッと鳴って振動している。部屋の中が、まるで風力発電の頭部(ナセル)の中にあるように、機械音、ギア音が、ガラガラーッと鳴る。風車の頭(ナセル)が回る時のビーンッという音で部屋が充満する。不安でいっぱいになる体験をした。

彼らと手を取り合って、恐ろしさの体験を話し合った。

私はh23.12月議会の一般質問で初めて風車被害を訴えた。

畑地区の被害者たちは既に3人、4人と、それぞれ由良町役場に被害の様子を訴えて助けを求めていた。

谷口さんも役場、議長、副議長、議員たちに直接話をして訴えている。

2ケ月もしないh24年になってから、地域の様子が急に変わってきた。野鳥の会などの環境運動家が多数、由良町に何度も来るようになった。谷口さんが呼び込んだ人もあっただろう。

谷口さんはh23年には伊豆や伊方の人々と交流するようになっていた。

谷口さんが私の電話番号をそれらの人に教えたんだろう。何人もの人が、私に風力の情報を伝えるようになった。ヘンな環境運動家もたくさんいた。スパイ、工作員だった。

単純に県や町の行政の手先だった人、地球温暖化やCO₂削減、風力発電の可能性を信じ切ったオカルト信者まで、いろんなタイプがあった。

私はたまたま大学の土木科で環境という講座で、騒音測定器を使った実習、演習をやっていたし、西名阪自動車道の香芝高架橋の低周波公害の裁判が有名になっていた。大学には横河橋梁から来た先生がいて、低周波発生を否定する発言を聞いていた。

大学を卒業して30年も経ってから、急に過去の記憶がよみがえってきた。技術開発部で鍛えられたからね。論文、文献を読むのが仕事だったのだ。

初期の頃の、まるでオモチャの風力発電計画にも関係したことがある。

日本で、30年も前の風力発電と言えば、公園のランドマークとして、1基だけ、ポツンと遠くからでも見つけられるようなシンボルとして提案される代物だった。発電は、してもしなくても期待はしなかった。

すぐに壊れるから、修理とか、そのまま放置するとか、維持、管理に、手間がかかる。リスクがあるということで、中止になったケースが多かった。

それを無理に風力発電施設として建設したケースもちらほらあったが、小規模なわりに、すべてが破綻している。

技術的に未熟だったと聞いているが、初めから無理だったのだ。30年前のエンジニア、調査計画がレベルが低かったとは考えられない。私もその一員だった。

風車で起こした電気なんか使い物にならなかったのだ。管理の手間、管理費のムダ、だけがあった。

現在でも、蓄電池、送電線といった対策を掲げるけれど、それは言い訳よ。問題の解決にはならない。風力発電は形だけで使い物にはならない。経済性、使い勝手、将来技術を見れば分かるだろう。

数年前から、この風力発電は何kwの発電をしたと公開するようになった。≪どうもおかしい≫

石油や石炭の消費が少なくなったという実績はない。よく言われるように一般の電気を使って風車を回している。

風力発電を動かしているのは一般の電気で、しかも風力の電気は初めから「アテ」にされていないし、使ってもいない。風力発電は誤差の範囲だと言われているが、それ以前の問題だ。元々がサギなのだ。

10/5日のページにアップしたドイツの風力発電の抗議運動は、ドイツでさえ、全く役には立っていない現実が示されている。

ところが10/28日のページにアップしたように、由利本庄市が欧米視察をして、ヨーロッパの風力発電の現状を報告した。

ヨーロッパでは風力発電は上手くいっているし、何の問題もない、という報告だった

何のことはない。風力業者がツアーを組んで、由利本荘市様ご一行を案内していたのだ。風力業者まる抱えよ。

こんなことは由良町でも同じことがあったし、全国で同じヤラセ視察が繰り返されている。初めから出来レースなんだから笑ってしまうではないか。

由利本荘でも風車病に苦しむ被害者は多いと報告されている。伊豆でも伊方でもそうだった。もちろん由良町でも。

それでも市役所、役場、行政の報告書では「被害はない」とされている。電話して聞いてみるがよい。

「風力発電の被害はありますか」

「いいえ、被害のことは聞いていません」

どの町役場に電話しても、市役所に聞いても同じ答えが返ってくる。

おかしいではないか。

風力発電被害を受けて、頭が痛い、目まいがする、耳が痛い、と訴えても、アホにされて、バカにされて、周到に用意された弾圧が待っている。2018.1/20、1/22日のページに録音があるから聞いてみたらよい。役場の惨事は、まるで漫才の様な答弁をしているで。

しかし私は、その弾圧、虐待の風景を何度も見ることになった。

谷口さんはすごい顔して涙を流して怒っていた。「出ていけっ!」と叫ばれました。三度ほど叫ばれたよ。

畑地区では、道を歩いているだけでも、ひどい言葉で叫ばれたから10回以上はその言葉を聞くことになった。

「由良さんのことは誰でも知っている。誰があんたなんか信用するか。出ていけっ」と。

r1年、議員選挙が終わってから、JR由良駅近くで谷口さんの古い友人が息子さんと歩いていたので話しかけてみた。その人の息子は私と同級生で友達であった。

「由良さんも、アイちゃんにはエライ目にあったな、あの人も悪いわな」

と私に同情する話をした。

ところがよ、近くにいた息子が急に出てきて、「そいつはアカン、口きいたらイカン」と怒り出して、その母親をかばうようにして歩きだしていた。

つまり、谷口さんの友人は、谷口さんの悪口を言い、私の友人は、私を憎むようになっていた。

なぜなんやろう。地域対策、人物破壊の成果よな。

谷口さんからは何度も「私は見張られている」という連絡があった。

「こんな時だからこそ疑心暗鬼に気を付けなあかんで」と言ってきた。

よく言うよ。谷口さんこそ、ヘンな環境運動家たちの口車に乗って、いいように操られていたやないか。

私を呼びつけておいて、3度も「出ていけっ」と叫んでくれたやないか。支離滅裂になって、署名運動も拒否して、「私たちは風力発電には反対ではありません」と何度も繰り返していた。

結局、10/28日にアップした録音にあるように、次々と風力被害の苦しさを訴えた人たちが亡くなっていった。谷口さんも、あの話の後ですぐに亡くなった。

2/7日付のページにあるように、被害者たちは何度も集められて「このことは言わないように。普通にこれまでと同じように生活してください」という集団心理工作を受けている。

彼らは意図的に殺されたのだ。

添付資料にあるように、私はできることは何でもやってきたつもりである。このチラシは伊豆のパンフレットを借用した。その作者は、とうに行方知れずだという。

『風力発電の被害』という本を書いた。私が作ったたくさんのチラシ、議会で抗議したDVD、由良町では誰も受け取ってはくれなかった。

それどころかエライ目にあったよ。

人が苦しみながら死んでいる。誰もがその声を聴いているし、私が抗議していることも知っている。それを「関係ない」「アホよら」と笑いものにする地域の人たち、役場、議員たち。

私は学生時代は勉強はできなかったし、バカにされることが多かったと思う。たまたま長岡技大に入ったのは奇跡だったと今も思っている。

こんな小さな田舎町、人口6000人の由良町でも、当然私より頭のよい人、賢い人がいるはずよ。なんで誰も何も言わないのだろうか。

2月の選挙でもそれは実証されたが、私が風力被害を訴えたことは総スカンであった。敵意、嫌悪のまなざしで口汚く怒られたものよ。

百年ほど前、由良守應が200叩きの刑にあって、和歌山から追放されたようなものか。と私は唖然となった。守應は、さらに陸奥宗光と山形の刑務所で3年を過ごしている。まだまだこれからか。人生は長いのう。

面白いのは、由良町の人々は大喜びしていることだ。私を黙らせたことが本当にうれしいらしい。

私が何か言おうとすると「関係ない」「アホよら」とバカにしてくれる。谷口さんらの苦しみ、死にざまには意味などなかったんだよ。

てんで弄ばれて、アホにされて、消されてしまった。

社会的には今も地球温暖化防止、CO₂削減を繰り返している。なんで誰も疑わないんやろう。

由良町の人はインターネットを見ないから、世界にはいろんな人がいて、いろんな活動があることを知らない、知ろうともしない。

せっかく有名大学を出ても、何の反応も見せない人がいる。本当にこの人は大学を出たんだろうかと不思議でならない。やっと学歴コンプレックスから解放されたよ。

自分で考えて判断できない人なんか、いや、人がどんな目にあっているのか、見てみぬふりをして、知らん顔して笑っているなんてのは、人ではない。

また、畑地区だと50人ほどの被害者が知らん顔して頬かむりして暮らしている。

風車から1.2㎞離れた由良宅でさえ、私がこんなに苦しんでいる。畑地区の地形では、さぞかし毎日、楽しい被害に狂っていることだろう。

聞いたところでは、「由良さんが何もかも無茶苦茶にした。由良さんのせいでこうなった」と言っているそうだ。憎む相手が明確になっているらしいのだ。彼らには生きるための糧、目的となっているのだろう。

「私たちは風力発電には反対ではありません」

被害地域の人が言うと、それは奴隷の言葉ではないか。被害者も、そうでない人も、同じようにこの言葉を繰り返す。

風力発電のない地域だと、そして都会の人には何のことか分かるまい。彼らは奴隷になったことさえ分からずに言われた通りの言葉を話すようにしつけられている。世論操作、心理工作の成果よな。

行政の権力とは恐ろしいものよ。やっと、一人で抗議することの意味を、その厳しさをかみしめている。誰も協力してくれないはずや。

全国的にも、風力被害を訴えているのは私一人だけだ。反対運動らしきものはあるけれど、あれも怪しいものよ。

かつて原発の地域の人たちはそのように躾けられていた。それぞれの地域には、係員みたいな地元対策要員がいて、黙らせてきた。

先日の高浜原発の多額の闇金もその一部よ。単に一部ですよ。

日本社会なんて、脆いものだった。

水俣病でも、イタイイタイ病でも、たくさんの人が苦しみながら死んだのに、誰も抗議しない。今も裁判が続いている。フクシマでも、大変な被害を受けているのに、モノが言えない。

大本営発表のウソばかりなのに、誰も抗議しない。それどころか御用学者になって、少しでも利益にあずかろうというヘンな人が得?して喜んでいる。媚びを売って喜んでいる先生ばかりよ。

由良町では、議員たちは被害者が亡くなると手を叩いて笑って喜んだ。何がそんなに面白いのか。

社会が崩壊しているではないか。なぜこの異常な状態が分からないんだろうか。

私の祖母は国防婦人会の会長さんだった。たまに戦争の話を聞かせてくれた。由良港は軍港で、今も潜水艦基地だからね。アメリカのグラマンも攻撃してきたのだ。

「お上には絶対に逆らったらあかんよ」それが祖母から何度も聞かされた言葉だった。あの戦争は、実際は大本営発表のウソに嘘を積み重ねた大ウソの塊だったのだ。

ほとんどの人は、新聞やラジオのニュースがウソだと知っていただろう。祖母の実家の弟は、「あんな戦争で死ねるかよ」と言っていたし兵役を拒否した。

とまれ、今回の風力発電の事業も、ほとんどウソの塊だ。ウソにウソを積み重ねている。

環境省の報告書を見れば、「なんだこりゃ」と誰でも驚くだろう。

環境運動家だけだよ。「よく読んでみなさい。理解していないからそんなこと言うんだ」と繰り返しているのは。

オウム教のカルトと同じよ。ナチズム、マルキシズムと同じだ。

風力発電事業がウソ八百と分かっていても、誰も抗議しないのは「お上に逆らったらあかん」ということか。

あの時にも政府に反対する者は誰もいなかった。

「進め一億火の玉だ」

笑い話ではない。本当にあった話で、爆弾を抱いて自爆攻撃することが名誉なことだと強制されていたのだ。「お国のために」と。

今からほんの74年前の日本の姿よ。そして今も、日本社会は何も変わらない。

大本営発表のウソは、とどまることはない。

よくもまぁ、添付資料の様なチラシを配ったものよ。なんと純真な。なんと心温まる風景ではないか。たった一人で立ち向かったのだよ。

世界的には、ドイツやフランス、アメリカやカナダ、たくさんの国々で「Stop wind turbines!」(風力発電を止めろ)という抗議運動が盛んに行われている。

風力発電の低周波被害を訴える調査研究も多く出されている。小林先生から提供していただいた研究資料の通りだ。

しかしこの日本で、風力発電を止めろ! と抗議しているのは私一人なのだ。おかしいではないか。全国にちらほらする風力反対運動は、いったい何なのだ。何を根拠にして、反対運動だと言っているんだろう。各地にはすでに風力被害にあって苦しんでいる人がたくさんいる。その被害者を助けないで、何をもって反対だ、「考える」とか言っているのか訳が分からない。

時間稼ぎ、真実の風力被害を黙らすためのエセ運動会なのだということが分かるではないか。

由良町の畑地区でも、同じことが行われた。「考える会」だというのだ。

亡くなった方々には申し訳ないが、タダの弾圧なんやで。社会工作よ。

人は弾圧されると動物になる。アホにされるし、アホになる。

「このことは言ってはならない」などと被害者がよく言うよ。

何を言っても分からなくなるんやね。私はそういう現場を見てきた。

伊豆や下津町では家族がまとまって引っ越したという。畑地区では家族でさえ被害を否定して黙らせた。恥ずかしながら我家でも同じようなものか。

同じ被害者でありながら、悲しい事よな。

私が今、ふと感じているのは、祖母から聞いた戦争の時の常態とよく似ているということだ。

日本だけに閉じこもっていては理解ができない。

アメリカの公開機密文書『Venona』ヴェノナ(中西輝政)を読んでみると、日本が戦争することになった理由が分かりやすく書いてある。原爆が二回も落とされたことも。

国際的に謀略があったようだ。

先日のニューヨークの国連であったように、気候変動サミットで、グレタさんがスピーチしたことも、大きな策略の一コマとして演じられている。今朝の産経新聞にもグレタさんのスピーチを取り上げている。

地球温暖化防止、CO₂削減と、まるでアホみたいやないか。風力発電で地球温暖化が変わるはずもないのに、バカみたいに風力発電の必要性を繰り返している。ヤクザの脅迫よ。恐怖政治か。

そして風力現場ではどうよ。深刻な低周波被害、風車病に苦しむ人があえいでいる。いや、たくさんの人が殺されている。由良町では、人々はそれを見て笑い転げている。何がそんなに面白いのか。彼らの話し言葉は同じなので、誰かがセリフを作って流している。恐ろしい社会支配よ。それぞれの人の考えは、もう元に戻ることはない。

日本社会は、かなり危ない状況にある。

人が、人に対する感情が、こんなにも脆く、崩壊していたのだ。

奴隷化、という言葉があるが、まさにそうではないか。人々の社会性が著しく低下している。

もしこの事態が何かの謀略なら、次に来る策略は何なのか。日本人が我を取り戻さねば、エライ貧しさが襲ってくるで。

それでなくとも日本人の人間性が、貧弱で貧しいことが、中国人やヨーロッパ人と比べて気になっているのだ。

由良町の風力発電を撤去してくれ。

多額の費用を掛けてまで、人々に圧力をかけるいわれはな