風力発電は、移動発生源だという欺瞞。

最初の頃、畑地区の谷口さんから「風力発電は移動発生源なんやで。あんたは何も知らないやろ」と言われました。谷口さんは御用学者や環境運動家たちと交流がありましたから、いろんな知識、情報を得ていました。アホやなぁ、と気が付いた瞬間でした。

たくさんの知識を得ても、どれだけたくさんの友達に言われても、それがウソなら、何のことはないダマされているだけよ。「私たちには、岡田先生や武田先生が付いているんや」と。自動車や航空機は、通り過ぎれば騒音も低周波音もなくなります。

工場などの機械は移動しないので固定発生源ですよね。風力発電は地面に固定されて動かないのに、何で移動発生源なんや?谷口さんは「法律で決められているんや」と自慢していたものでした。窪田泰さんによると、風車は回転数により発生する低周波音が違ってくる。

だから移動発生源としたのかもしれない、と話していました。いや、工場だってトルク、回転数を変えたり、別の機器を動かしたりで、いろんな低周波音を出している。それは違うでしょう、と私は反論しました。実際は、「通り過ぎればなくなる、一時的なもの」と同じ考えで、風力発電の被害を取り扱うとしたことでしょう。誤魔化しです。

「風力発電所」ですから火力発電所、原子力発電所、と同じ位置づけになります。こんな所にも、環境省の一連の「移動発生源の低周波音等に関する検討調査業務 報告書」は毎年のように公開されていました。たくさんの御用学者を連ねて、すべて被害の否定です。こんなウソ八百の報告書も珍しいで。

谷口さんからはその後、この報告書に書かれている「被害者は精神疾患のもの」という記述と、「このガイドラインは事実上強制力を持つ」とあるのを私が取り上げたことでエラク怒られた。他の被害者たちからも、怒りをあらわにして、真っ赤な顔して怒られた。それほど被害が深刻だったのだ。私を排除する陰謀も渦巻いていた。

それを役場や議員らは弾圧して殺した。恐ろしい事よ。