不可思議としか言いようのない記事

前ページに続いて、支援者の方が送ってくれた記事を見ながら首をかしげている。『東洋経済』誌の20枚ほどのコピーを見ながら、それぞれに何かがおかしいのだ。仮に一枚取り出してみる。秋田県の風力発電は、何度かその地域の人たちと話したのでピンときた。

地元経済の発展、3000憶円の投資に8000億円の経済波及効果、県内で2000億円の経済効果、など真面目に書いているのかと疑問がすぐに湧き出る内容になっている。読んでみるがよい。本当に書いてあるのだ。「県内企業から」などと夢物語のようなメルヘンが書いてある。

メルヘンとは、元々そう言う意味の言葉らしいのだが、どうもこの記事は日本語になっていない。それがこの雑誌に連続して記事になって発行されている。マネーゲーム、投資相談みたいな地に足が付いていない内容になっている。風車被害のことなど何もない。

こんなアホ話に乗って風力発電を建設していたのだ。和歌山県でもそれは同じなので、秋田の人にも何が悪いのか自覚してほしい。「考える会」などという御用運動ではなく、そこに住む人たちが何を必要とするのか考えてみればよい。「考える会」は国策によるパロディ、トリックです。

秋田県には、なんで風力発電が必要なんや? と問うてみるとよく分かる。それにしても由良町での風力被害には恐ろしい弾圧が行われている。『風力発電の被害』にも書いたが、今や低周波音被害自体が「ない」と公言されている。私は嘘を言って、作り話で人を騙していたそうだ。

由良町が元々そういう地域だったせいもあるだろう。人々は正常を取り戻し、普段通りの生活をしているそうだ。私に対する冷たい視線と糾弾は止むことはない。2月の選挙で総スカンを食って、数字で被害のない事を示して、散々な非難の罵声を浴びた。以前に、被害らしい言葉を漏らした人たちもすっかり黙ってしまった。

汐見先生と同じで、私を敵視している。私のせいでこうなったと言いたいらしい。H24年に、ジャーナリストたちがに私に教えたように、地域社会の崩壊をたしかに見届けた。私は、低周波音被害に苦しみ弱者となった被害者に対して、人々がどれほどの悪意を持って虐待するのかを見ました。

今は録音か動画でしか谷口さんらの訴えは確認されることはない。生き残った被害者はモノを言うことはない。こんなことは、とうに分かっていたことなのだ。それでも日本人は情報を遮断されて、善悪の判断が出来なくなっている。いや、虐待する方の側に立って喜んでいる。

日本人は、そんなにアホになったのか?由良町の風力発電だけでも止めてくれ。