この動画がすごいぞ!

twitterを見ていて、石狩の「考える会」の動画があったので見てみました。田鎖順太氏の講演です。北大の松井利仁研究室だそうです。石狩だけでなく、全国、あちこちの「考える会」で講演しているらしい。中身は、私のページで2017.1/10日、2/24、8/7日のページに記載したとおりです。2018.6/26、9/28日のページにもあります。

悪質な論文なので、私も嫌々ながら批判しています。しかし石狩は、由良町畑地区の谷口さんが行って話したところです。私に何度も「石狩はよかった」と旅行話を聞かされました。親切にしてもらったらしい。それからすぐに亡くなったけど。Youtubeの動画では、すごいことを話しています。すべて出鱈目です。それを一生懸命に聞いて拍手喝采している考える会とは何なのか。

何度か彼らに松井や田鎖のことを聞いてみた。「風力に反対している素晴らしい先生です。私たちは先生のご指導に従っています」と。私に言葉はなかった。彼らには何を言っても「風力発電の被害」は分からないのだ。さっき、低周波被害者の会の窪田さんと話しました。松井や田鎖の悪さを分かるのは窪田さんと二人だけだからね。そう言って笑ったものでした。これが現実か。

誰かこのアホな講演の意味が分かれば、まずまずのレベルだと思ってよいと思います。ジャーナリストたちでさえ、本当は分かっていないでしょう。風車病は「気のせい」、先天的な疾患で、被害の原因である20Hz以下の超低周波音は聞こえないから影響はない。A特性、G特性として低減率をかけて被害成分を表示しない評価とする。H特性として同じような被害成分を無視するエッチ特性を提案する。

素晴らしいじゃないか。よくもシラフで、堂々とウソ八百をコイタものよ。たくさんの被害者が苦しんでいる。それを少なめに司会者は言葉にしたが、風力発電を建設するためにはそんなものは通常考えられない。気にしないでいられるならそれでよい。と言い切った。 そのうえで「一人でも取りこぼしのないように」だってさ。話し方は上手かった。

中身は悪意の塊でも、話し方次第では、こんなにも拍手がもらえるものなのだ。何に感動したんだろうか。「考える会」って何なんや。