風力綺談②

昨日の記事に続いて、今朝もまた同じ記事が載っていました。産経新聞もしつこい。プロパガンダ、宣伝工作なんでしょう。地球温暖化対策、エネルギー転換と、同じことを繰り返せばウソも本当になる。金の力ですな。昨日、長年、東京でサラリーマンしてきたというUターン組の百姓さんと話しました。

由良町から出たことがない百姓と比べて、多少は物知りかなと思っていました。「日の岬の風力発電が倒壊したことを知らない?」そういえば新聞にもニュースにもなりませんでした。誰も話題にもしません。淡路島の風力が倒壊した時は賑やかに話題になったのにね。

たぶん風力発電という言葉はタブーになっているんでしょう。見ざる、聞かざる、言わざる、知らざる、考えざる、社会は確実に劣化している。御坊市周辺に計画している風力についても、パシフィコ エナジー(PacificoEnergy)のことは誰も知らない。

外人さんの小さな開発業者らしいのだが、いったいなぜ和歌山で風力発電をするのか分からない。水深50mの海に巨大な櫓(トラス構台)を組んで、高さ200mの風車を建設するという。非常に高度な建設技術がいる。1基建設するのにいくらかかるんだろう。陸上だと1基、3億円程度だと聞いている。

150基も建設すると多額の予算がいる。全額、私たちの税金です。被害も私たちが被ることになる。由良町で引き起こされた風力発電の低周波被害、健康被害については、このホームページで伝えてきた通りです。地域社会がエライことになっています。

苦しみながら亡くなった被害者を笑いものにして喜びますか? 被害を訴えると、皆で弾圧して、虐め倒して黙らせますか?風力被害にあって、自宅を捨てて引っ越した人が全国にはたくさんいます。まったくの無視です。「被害はありません」と伝えられます。

「風力発電は、いったい誰がやっているんや?」と疑問に感じている人が多くいると思います。風力発電と地球温暖化は、全く関係ありません。これは詐欺です。マネーゲームです。やられてしまった、ことに気が付いてください。