ポーランドの風力発電

前ページに記載したWONDERFUL WORLDのポーランドの記事について、小林先生から正確な情報をいただきました。

なんや日本と同じように、原発と風力をセットにして推進していたんでしょう。風力は単独では電源として機能しないことから、本音は原発建設にあることは見え見えです。今日の産経記事にあるように、どうしても原発を作りたいんでしょう。ポーランドらしさが滲んでいる。

ドイツ人やフランス人は、いつも堂々と自分は何人と主張します。私はフランスワインが大好きですし、STIHLの農機具を愛用しています。ポーランドはエスペラント語くらいか。お国柄なんやね。それにしても風力や原発の話になるとウソ八百になるのはどうしてなのか? 地球温暖化ビジネスの闇は深いということか。

すべては仕組まれたマインドコントロールだと考えている。騙されたらアカンで。

以下、小林先生からです。

「ポーランドは風力をやめる」という情報は添付のニュースかもしれません。とりあえず概略をお知らせします。政府のこの政策には、地元の反対と、すでにある10倍規制(風力発電の高さの10倍以内に住宅があってはならない)が効いているようです。

小 林

 

https://wattsupwiththat.com/2019/01/03/polish-government-wind-turbines-will-be-scrapped-within-17-years/

ポーランド政府:風力発電は17年以内に廃止される2 weeks ago Jan.3,2019の 大意今日稼働中の風力発電は、2035年までにすべて廃棄され、更新はされないとポーランド政府が発表した。「200年までのポーランドのエネルギー」(エネルギー省)水曜日に、政府は数百の風力発電業者と契約した(約GigaW)。

平均価格は197PLN/Mwhで、平均市場価格250PLN/MWhよりも安く、新しい石炭火力350PLN/MWh よりもずっと安い。にもかかわらず、政府がこの政策をとったのは経済性の理由からではなく、法的な選択である。金曜のエネルギー省の発表によれば、現在の風力発電は、最近契約されたものも含めて2035年までにすべて廃止され、更新されないという。

この政策は、司法、教育界の状況、とくに低シレジア州Lower Silesian による。科学アカデミーによると、LS州には風力発電所は2%しかないのに、102件中9件の係争がLSで起こっている。議会でも議論されていて、風力発電の税金をあげる案が提案された。これはまだ可決されていないが、雰囲気は風力発電には有利でない上に、現存する10倍規制*が不利に働いている。

2㎞以内に住家がある場所には建設できず、ポーランドでは事実上、陸上には作れない。*風力発電は高さの10倍以内に住家がある場所に建設してはならない。風力発電は、したがって、洋上に建設するしかなくなっている。だが、エネルギー省の技術知識には疑わしい点がある。風力発電の効率は公称値の20%というのは、15年も前の値であり、去年にポーランドの風力発電28%だった。