蜜柑の防腐剤について

我家では農協の勧めるベンレート4.000倍と、べフラン2.000倍を散布しています。どちらも殺菌剤です。殺虫剤の倍率が1.000倍なので、薄いな、と感じています。八朔や甘夏は春先まで貯蔵しますから、どうしても防腐剤が必要なんだろうなと思います。

レモンや柚子は皮を食べますから防腐剤はやりません。香りが命だからね。ゆら早生も、収穫が9月から10月で、稲刈りと一緒になるので忙しくて防腐剤なしで販売しています。「防腐剤はかけていないからね。早く食べてよ。足が速いから」とお客さんには注意しています。

そのことが、わりと人気が良くて、「防腐剤なし」、の方が安心して食べられるようです。皮をむいて食べたらおんなじやのにね。添付写真は、清峰オレンジと伊予柑です。ミカンの皮にはワックス層があるので、水でよく洗うと、防腐剤は落ちると思います。

最近、アレルギーで敏感な人が多くなったみたいです。「オレンジが食べられない」という人もいるようです。しかし、できれば日本産のミカンを生で食べてほしいものよ。旬の果物を食べると長生きできますよ。風力発電は止めてくれ。