拉致被害と風力被害

2017.11/9日の私のページ「インテリジェンスの不毛」にも書きました。40年前、由良町で突然消えた二人は、田口八重子さん(62)と同じ62歳でした。もう、そんなになるんや。

あの時、由良町の海岸、煙樹が浜、印南の浜辺などにはたくさんの立て看板が林立していました。『不審船に注意、不審者に注意』そして警察に連絡してくださいと書いてありました。

1年か2年ですべての看板が撤去されました。北朝鮮の人々をたくさん乗せた漁船が漂着したこともありました。

私は去年、ブルーリボンの会の人と何度か話をしました。和歌山にもたくさんの拉致被害者がいるはずだから調べてほしいと依頼しました。添付の「メディアは死んでいた」はその通りだと思いました。

皮肉を言えば、産経新聞ほど風車被害を否定して風車狂を煽る新聞もないのではないか。この点はまさにインテリジェンスの不毛です。

私はブルーリボンの会の人と、風車被害と同じ仕組みにされていると話しました。政府の上の方で隠蔽されてしまっている、利権構造がある、と話しました。

なぜ和歌山の拉致事件、拉致被害は隠蔽されて公表されないのか。もちろん調査もされません。しかし被害があったからこそ、あれだけの注意を喚起する立て看板をズラーッと海岸に立て並べたんでしょう。

誰も何も言わないのはなぜなのか。「息子は居場所は分かっているんや。帰りたくなれば帰ってくる」そのような話を親御さんから聞いたこともある。その人ももう亡くなった。

風力発電の低周波被害にしろ、北朝鮮の拉致被害にしろ、私たち日本人はあまりに安全に対して無防備です。選挙言葉で「安全、安心の町作り」などと嘘八百並べるけれど、実際その人のレベルの低さは目を覆うしかありません。

由良町議会を見ればわかるでしょう。「由良町議会」で検索すると、画像の欄には、由良町と関係のない画像ばかりが出てくることが多々あります。

誰かが工作しているんでしょう。「由良守生」で検索しても、やはり風車の写真で覆いつくされています。風力発電の低周波被害では多くの嫌がらせ、被害否定のページがアップされています。

「朝銀」の看板が大阪の街にあふれていた時、1兆4千億円を支払って解決したとこの本には書いています。しかしそんなのは微々たるものよと考え直しました。

風力発電では、毎年3兆円もの金が集められてそれぞれに分配されているのです。何も生産されないのに、何の役にも立たないのにです。

石油がそれだけ節約されたと聞いたことがありますか? どんなに頑張っても誤差の範囲でしかない。それが風力という自然エネルギーです。低周波公害だけよ。

拉致被害も、風力発電の被害も、政府はすべてを隠ぺいして無視している。由良町議会と同じレベルよ。先日のモリ・カケ問題は、そのことを証明した。バカバカしいと思っていたが奥の深い意味があったのだ。