民泊届け出の怪 ②

私のページで5/19日にも民泊の奇妙な取り締まりを書きました。

b and b社 から民泊の届け出をしてくださいというメールが何度も届いたからでした。しかし御坊保健所に行ってみると、ボロクソでした。

4度、5度と行くうちには「犯罪者」「犯罪行為」といった罵声を何度も浴びせられたものでした。行くたびにハードルが上げられました。

6/15日の新聞記事にも「6月以下の懲役、100万円以下の罰金を科す」と書かれています。5/19日の記事には行政の立ち入り検査する権限の新設を書いていました。

ところがローソンなど大手コンビニ業界、ホテル、仲介業者に対しては「こぞって参入」がアピールされました。私のような個人、零細アパートは排除するという対応でした。大手企業とはハードルも規制内容も違うのです。

例えば、
①宿泊客がいる間は、同じ棟に寝泊まりして対応しなければならない。
②自治会会長と役員、関係者に、30ページほどもある民泊届書の内容を最後の一行まで読んで説明して納得してもらわなければならない。
③自治会と区民の人々が会合を開いて説明して、一人でも反対する人がいれば届け出は受け付けない。

こんな制約を大手企業に突き付けているのか? たくさんの制約を作って、行くたびに無理難題を突き付けて喜んでいた。

私は親から受け継いだ駅前アパートを管理しています。ずいぶんと老朽化しているところもあります。創業して、この45年の間には、いろんな出来事がありました。

私のブログに記載しているように、たくさんの外人さんが利用してくれました。由良町は田舎町なので、周囲の人たちは驚いたことでしょう。こんな片田舎も国際化したものだと。特に問題はなかったと思います。

もし、問題があるようなら経営が成り立たないでしょう。管理人の仕事は楽ではありません。不労所得という人がいますが、この世の中に、そんなものがあるものか。

私は今も2haほどの田んぼと畑で米を作り、蜜柑を作っています。たぶん死ぬまで親の真似をして生活していることと思います。たまに外人さんが訪ねてくれる。

何が悪いのか。「ヤミ業者」として規制されるには、あまりに冷酷な管理社会ではないか。大体、アパートの俊工時、消防検査は済んでいるのに、民泊届け出の時には拒否されるとはどういうことか。

全国の小さなアパート経営者は、私のようなひどい弾圧にさらされているのか。「ヤミ民泊」として罵声を浴びせられるのか。

風力発電事業の悪逆非道といい、民泊規制のアホらしさといい、何か大きな高まりを見せているように思えてならない。

6/15日、6月議会の最終日、前ページに書いた「2025国際博覧会の誘致」の議決に際して、私は「大阪の人も賛否が分かれている。

ヘドロとゴミを埋めた人工島は地震の時、大災害がある。カジノの誘致は社会の空気を換える」等々の反対意見を述べました。批難轟轟の嵐にあいました。

大勢の外人客が来て地域が潤うのだ、とか・・・。由良町議会の恐ろしさを笑ってしまった。