藤滝別荘地の怪

昨日、近所の知人が、別荘を購入したので見に来ないかと誘われました。隣町の広川町で、我が家の目の前の山の向こう側でした。

有田郡広川町上津木の藤滝というところです。別荘地になっていて、たくさんの別荘が建てられていました。20軒以上あるでしょう。温泉が出るらしいのです。

その中でも一段大きな別荘で、わりと豪華な作り、たぶん2000~3000万円はしたでしょう。築13年でまだ新しい。汚れていないし匂いもない。

よほど大切にしてきたと思います。(私は駅前アパートの管理人なのでチェックは厳しいです) 大阪の不動産屋の社長がレジャーハウスとして楽しんでいたそうです。

ところが一年ほど前、南側1㎞の山中の尾根に、たくさんの風力発電が出来ました。風車騒音と低周波被害で逃げ出すことになりました。(直接聞いていないので私の想像です)

私の知人は大変安く購入したそうです。彼は低周波を感じない体質らしいのです。彼は畑地区の風車被害者の谷口さんの友人で、被害者たちと東伊豆町などに被害状況を視察したことがあるそうです。

東伊豆町では、別荘に住むたくさんの人が逃げ出していました。温泉付き別荘でした。

ですから事情を知って買ったのです。固定資産税は年間10万円もしないそうです。

別荘を楽しむ人はしょせん他所の人で金持ちです。金持ち喧嘩せず。だから何か不都合があると、さっと逃げ出します。

多分、低周波被害者がいるでしょう。それぞれ孤立しているので誰も心配はしてくれませんし補償もありません。

由良町の三尾川地区でも、別荘を建てたら同時に目の前に風車が立っていた。すぐに風車病に苦しむようになった。どうしてくれるのか。と怒っている大阪の不動産屋さんがいます。

そしてそれ以上に周囲の地域の人から迫害されて「由良守生と口をきいてはいけない」と強制されるそうです。畑地区で散々聞かされたように。隷従が必要でした。

こんな公害事業が全国で展開されています。社会問題です。弾圧されると人はやる気をなくすからです。無気力になる。

別荘を購入した知人は、欲しい人がいれば格安で転売するから、という伝言でした。毎週、見学に訪れる人がいるようです。人気物件です。