三尾川地区の低周波被害

5/22日、久しぶりに三尾川地区で測定しました。写真の位置図に示すように、被害者宅は風車から1.4kmの所にあります。
我家も同じような距離の地点です。

畑地区や中地区といった谷間に囲まれた由良谷ではなく、三尾川は、すぐに海が開けています。
写真に示すように、2.000kw、5基だけで、1.000kw、16基の影響はあまりないでしょう。

しかし、この地点は非常に低周波の音圧が高い所です。少し風が吹くと、低周波領域で、80dbを超える日がよくあります。
ドンッ、ドンッ、と大きな風車の衝撃音が伝わってきます。冬の季節風になると、ゴオーッ、というウナリ、響きが伝わります。

低周波測定グラフにして見ると、畑地区などの由良谷とは、少し違うことが分かります。明確な先の尖がったピークが見つけにくいのです。
よく見ると、1Hz、2Hz周辺で、卓越したピークは確認されます。

今回、このページに添付した数値データを見ると、被害の状態がわかります。1秒間隔で測定しています。
この日は風車4基が回っていました。風もなく、普通の日でした。しかし全般に低周波の音圧は高く、20~30dbの差異で激しく振動しています。

変動する数値の差を見てください。例えば1Hzなら縦に沿って変化を見てください。自然界にこのような現象はありません。
40Hzの所に、かなり大きなピークがあります。これは近くに工事現場があり、ウェルダー(発電機)、バックホー(パワーショベル)からのものだと思います。

環境省の報告書では、このような近くの別の音源を、ことさら「これは何だ?」と問題視して、問題のすり替えを行っています。
分かっていながら風車の被害を否定する悪行のきわみです。

低周波で被害を及ぼすのは、より長周期の1Hz、2Hz付近のものです。エネルギーが大きいからです。
私の『風力発電の被害』P.25にも書きましたが、平成24年の当初から被害の報告を聞くことになりました。

Kさんは風光明媚な三尾川の海岸近くに別荘を建てました。別荘を建て始めると、同時に山の上にも大きな風車が建設され始めました。
ある日、夜中に、ふと、ゴーストが住んでいるような気持ちの悪い空気に包まれている感じがしたそうです。

それ以来、夜になると気持ちの悪い空気に包まれて寝られなくなったそうです。夫婦そろって被害にあうことは珍しいことです。
近所の人が、私が由良町議会で風力発電の低周波被害を訴えている記事を見せてくれたそうで、それで私に連絡してくれました。

ところが、三尾川地区でも風車の被害を訴える声は聞かれなくなりました。
Kさんによると、三尾川地区にも低周波被害に苦しむ人はたくさんいるはずや、と話してくれました。

三尾川地区は約70世帯、200人余りの人が暮らしています。10%として、20人の人が被害にあっている可能性があります。
中には苦しくて生活を破壊されてしまっている人もいると思います。

区費、年間約1万円が事業者から支給されているそうです。他にも利得があるんでしょう。
Kさんは、区長から「由良さんと口を聴いてはいけない。あんなになりたくなければな。被害のことは言うな」と脅されたそうです。
地域の人もそれに習ったようでした。もちろんKさんは憤慨しています。そして軽蔑していることは言うまでもないでしょう。そういう地域でした。

去年9月、畑地区で被害に苦しみながら亡くなった谷口さんの実家は、このKさんのすぐ近くです。ですから、本当は皆さんよく知っているのです。
それでも被害者を迫害して黙らせる弾圧は続きます。畑中町長の主張する地域活性化とはこんなものでした。

20170522t (1)

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