天空の集落に風力発電の低周波被害がありました。

5/13日(土)、下津町の大窪地区に行きました。汐見文隆先生が風力発電の低周波被害の解決に乗り込んだ地域でした。
和歌山県環境課が9回も低周波音測定を行って、その度に被害を否定した全国有数の被害地です。

私のホームページには、その報告書の一部を記載してきました。
低周波被害に苦しむ南出さんや松尾さんたちが何度も救急車で運ばれて入退院を繰り返した現場です。

由良町では、たくさんの被害者が死亡しているので、「逃げ出す」ことが一番だと私も思いました。
つい、去年まで、畑地区の谷口さんは、南出さんや松尾さんたちと低周波被害の残酷さを共に語っていました。

谷口さんは、辛くなると逃げ出す生活を続けていました。しかし基本は畑地区にあった。それが生死を分けました。

低周波空気振動被害者の会の窪田泰さんの力を借りて、風力発電の低周波を測定しました。
測定グラフを見ると、明確に2Hzの所に有害な被害成分が突出していることがわかります。

周波数、1Hz、2Hz、3.15Hz に特異なピークが見られます。風力発電以外に、このような低周波音を発生する原因はありません。
70dbもある、かなりの音圧です。

国道もなく、鉄道もなく、交通量のきわめて少ない山間僻地に、巨大風車の発する有害な空気振動が鳴り響いていました。
窪田泰さんと話したことですが、この地域でも、たくさんの低周波被害者が苦しんでいるはずです。

それを弾圧して、「被害」を隠蔽する仕掛け、仕組みが出来上がっているんだろうと話しました。
人の心は弱いもので、このままでは死ぬとわかっていても、わずかの金をもらうとうれしいのです。

仲間はずれや村八分にされる恐怖よりも、嘘でも、隣近所と連携して仲良くできることに安心するのです。
風力発電事業は、電気を作って儲けているのではない。補助金、再エネ促進武賦課金を得て、マネーゲームをしているだけよ。

被害地域は厳重な管理をされて操られている。風力発電の低周波で被害にあうのは100人のうち、1人か2人。
多くて5~6人か。環境省の報告書にあるように「精神疾患のもの」として人格を貶め、嫌がらせや迫害をして、喜ぶためにはもってこいの材料ではないか。

風力発電の被害の本質は、低周波被害に苦しむものを弾圧して、ムラ社会が行政の操られるままに道徳的に退廃し、衰退することが目的でした。
風力発電に囲まれた町がうらやましいと思いますか。彼らは今も観光資源になると真剣に訴えています。

そして、「アイちゃんはガンで死んだんや」とうれしそうに何度も言い聞かせに来ます。まるで北朝鮮やね。