平成29年三月議会一般質問要旨

畑地区で、亡くなるまで風力発電の低周波被害の辛さを訴えていた谷口さんがない今、私も辛い立場でひどい迫害を受けています。
私自身が重症の低周波音被害者です。

だから被害を訴えることに、ためらいはないのですが、他の、もっと深刻な被害者は、なぜ死に至る疾患であるのに黙ってしまうのか、それが私には許せない気がします。
親父の友達が言うには、「これからも地域には、歳をとって病弱になる人がいくらでもいる。抵抗力をなくして、低周波被害に苦しむ人が出てくるやろ。

本当に具合の悪い人は死んでしまったとはいえ、これからのことを思えば、黙っていることはできないはずや」と。
そうやろなぁ、と返事しながら、苦しみながら死んでいった谷口さんたちを思い出す。
平成29年3月13日、一般質問

最初の部分で、畑地区の谷口さんが亡くなったと私が発言すると、畑中町長はゲラゲラと笑っていました。最初の部分です。
一般質問が終わると、町長、副町長、総務課参事など4、5名が私を取り囲み、散々暴言を吐いて叫びました。この弾圧は何なのか。

もちろん周囲の議員たちも嫌みな言葉を投げつけました。
このように風力発電の被害を訴える者には、徹底した懲らしめと、誹謗の言葉を投げつけて叫び、正義を果たしたのだと彼らは信じているのです。

さらに、議員の控室に戻ると、玉置一郎議員、山名実議員、吉田ひとみ議員、川出純議員がいて、いっせいに酷い言葉でケンカ腰で攻撃してきました。
殴りかかってくるのかと思いました。共産党の川出議員がこれほどまでに風力発電の被害を否定して、私を弾圧して喜ぶとは、最初から嘘ばかり付いていたのでした。

険悪な空気でいっぱいでした。何のために?

次の一般質問は、慶應義塾大学卒業の知的エリートさんです。私はヘンな人だと思っています。彼は一般質問に際して、私を非難して、こう言いました。

「先ほどのように、想像からの架空の話から想像して申し上げるつもりはない、云々」と。
町長や議員たち、議会の皆さんは大喜びでした。

3/13日には区長会があって、各地区の区長さんたちが議会の視察に来ていました。その前での出来事でした。畑地区の小田憲さんも来ていて、とても卑屈な空気を纏っていました。
嫌やね。

全体として、全国で一人だけ風力発電の低周波被害を訴えることは、こういうことなのだと実感した次第でした。
窪田泰さんからは、オレも随分協力してきたではないか。そう言う言い方はない。とたしなめられたものでした。


風力発電の低周波による健康被害について

私は、平成23年の12月議会から、今日まで、延々と、由良谷を見下ろす21基の風力発電による低周波被害を訴えてきました。
当初は、たくさんの被害者が私に、期待を寄せて、なんとか解決に向けて頑張ってもらいたい、と真剣に頼まれたものでした。

低周波という雲をつかむような、これまで経験したことのない被害に、地域の人は戸惑い、知識のなさに判断できないままの状況であったと思います。
私自身がそうでした。何も分からなかったのです。

たまたま工業大学の土木科を卒業しましたので、35年前の西名阪自動車道、香芝高架橋の低周波事件のことを覚えていました。
大学では「環境」という講座があって、開業前の北陸新幹線の騒音測定などもアルバイトを兼ねて参加していました。

それで和歌山市在住の汐見文隆医師所有の低周波音測定機を借りて、由良町で、どのような低周波被害があるのかを物理的に把握することが出来ました。
たくさんの支援してくれるサポーターがいたことも助けになりました。

私には、当初から風力発電が有害な低周波を発することは分かっていました。
昔、少年飛行兵として入隊し、戦闘機を整備していたエンジニアの方々がいて、「タービンが回れば、必ず低周波が出る。
出ないようには出来ない」とタービンの原理を説明してくれたこともありました。その方は江住さんといって長らく自衛隊で指導教官をされていました。

また、沓脱たけ子議員が、国会の場において、低周波被害を堂々と訴えて、裁判を和解に導いたことも知りました。
35年前も同じように、「低周波なんてどこにでもある。家庭の冷蔵庫やエアコンだって低周波を発生している」と道路公団側の御用学者、専門家が主張したそうです。

現在の風力発電擁護者らの言い分と、なんと似ていることでしょう。
風力発電が回り出せば、風力発電の発する独特な低周波が周辺地域に広く広がります。

周波数0Hzから10Hzまでを、止まった時と、回った時を比べると、大体20dbの差があることが分かりました。エネルギーで100倍ものアップをしていました。
卓越した周波数成分では、尖頭化した被害成分が顕著に観測されます。30db以上のアップが連続しています。

1Hz、2Hz周辺の卓越した被害成分が連続することで、この挙動が周辺住民に被害を与えていることは明らかでした。
1Hzの波の長さは340mです。1秒間で340m進みます。

3回、波打てば1km、6回波打てば2kmです。耳に聞こえる可聴音と違って、どこまでも遠くまで響き、回り込む性質があります。
低周波測定機を持って、町内を測定して回れば、影響範囲がよく分かります。

1Hz、2Hzで顕著に卓越する音源は、風力発電以外にありませんから、比較的、簡単に、風力発電の影響範囲が分かります。
環境影響評価、アセスメントにある低周波の影響範囲は、ほとんど意味がないことが分かります。机上の空論でした。

卓越した周波数成分、被害成分があることを無視しているからです。実際の観測数値も、実に低く想定されていました。
ここに、今年の2/18日に由良風力発電所2.000kwの近傍で測定した低周波測定図があります。先日、議会事務局に提出しているものです。
先の尖った被害成分がいくつもあって、そのピークが、時間系列で継続していることを示しています。

このグラフは、私が測定して作成しました。同じような図が、環境計量士の資格を持った方によっても作成されています。
もちろん、由良町において観測し、作成されたものです。

この風力発電の近傍で測った観測データと、我家の居間で測った観測データとは、その音源から伝播してきたとしか言いようのない、疑いの余地のない関連が認められます。
我が家は風力発電から1.3kmほど離れていますから、21基の風力発電から到達する低周波は、それぞれにズレて観測されます。

それでも、風力発電由来の低周波空気振動の振動こそが、我が家の低周波音の原因であることが明白に立証されたのです。
「低周波音は聞こえないから有害であるはずがない」、「低周波の被害はウソだ」という間違った考え方が、いつまで通用すると思いますか。

たくさんの被害者の方が苦しみながら亡くなりました。去年、11月に亡くなった畑地区のTさんは、平成23年からの同志でした。
私は、これまでたくさんの依頼を受けて、この由良町議会で発言してきました。
何度も悔し泣きしながら、なんとか被害者の声を届けてほしいと頼まれました。

社交家のTさんにとっては、由良町議会には、たくさんの知人がいました。心当たりのある方もおられるでしょう。
私一人が律義に、風力発電の低周波被害を訴えてきました。
今も、地域にはたくさんの人が風力発電の低周波で苦しんでいます。

低周波被害者に、苦しんでいることを言ってはならない、と弾圧しても解決できるものではありません。
自分はわからないからといって、低周波音被害がないことにはなりません。なぜなら、低周波音被害は一部の低周波音敏感者がこうむるものだからです。

ある意味で少数者の被害なのです。しかし少数者の被害を無視してよいと日本国憲法は規定していません。
身障者でも誰でも、すべて個人の健康的で生きる権利は保証されています。

現在の環境省は、「聞こえないものは害があるはずがない」といって、そのような少数者の権利の無視を助長していますが、この誤りはいずれ正されるでしょう。
水俣病と同じです。

低周波被害に苦しむ少数者を無視する。そのような社会が健全であるはずがありません。病弱な人にとっては、死に至る外因性の疾患です。
道徳がなければ、社会は成り立ちません。

是非、風力発電を止めて、誠実な被害調査をしてください。たくさんの人が、風力発電の有害な低周波で苦しんでいます。


質疑①  環境省の事務連絡

ここに環境省水・大気環境局 大気生活環境室からの事務連絡の文面があります。H20.4/17日付けのものです。
タイトルは、『低周波音問題対応の手引書における参照値の取り扱いについて』です。

インターネットで検索すると、環境省の低周波公害のページに、今も、記載されています。
各都道府県の騒音・振動担当者宛になっています。

3つの項目が書かれてあります。
その3番目に、「心身に係る苦情に関する参照値は、低周波音に関する感覚については個人差が大きいことを考慮し、大部分の被験者が許容できる音圧レベルを設定したものである。

なお、参照値は、低周波音の聴感特性に関する実験の集積結果であるが、低周波音に関する感覚については個人差が大きく、参照値以下であっても、低周波音を許容できないレベルである可能性が10%程度ではあるが残されているので、個人差があることも考慮し判断することが極めて重要である。」と書かれています。

よろしいですか ?  「低周波音を許容できないレベルである可能性が10%あって、個人差を考慮することが極めて重要だ」と書いてあるんです。
これまで畑中町長は、「参照値よりも低いから・」、「感覚閾値より小さいから・」と答弁してきました。

先ほども低周波測定グラフでご説明したとおり、確かに参照値よりも低い測定データです。
しかし尖頭化した、特異なピークを持った被害成分が卓越しています。低周波測定機の画面を見ていますと、風力発電独特の激しいアップ・ダウンがあります。
自然界にはない、人工的な衝撃波です。

これが低周波被害の原因でした。
環境省の文章にもあるように、「低周波音を許容できないレベルである可能性が10%ある」と書かれています。
許容できない人は耐えられずに、既に死亡しています。今も地域には、苦しみ続けている人がいます。

環境省の事務連絡に、このような真実が書かれていて、通達があるのに、何の被害調査もされないのは法律違反ではないでしょうか。
少なくとも私は、5年も前から、被害者の方たちから真剣な依頼を受けて、被害状況を由良町議会で訴えてきたつもりです。

10%の被害者があると書かれているのに、なぜ、この10%の被害者を無視するのでしょうか。
参照値、感覚閾値というものは、「聞こえるか」、「聞こえないか」を判断するものであって、「感じるか」、「感じないか」を健康な人に問うものです。

低周波音被害を聞こえる音として扱うことは間違っています。

「低周波音被害者は、内耳が損傷されて、有害な低周波に過敏に反応して苦しんでいるのです。この10%の被害者を無視する理由について、答弁願います。」

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質疑②

先日も、中地区の被害者の方で、平成23年11月から風力発電の低周波で苦しんできた方が亡くなりました。
夜になると、ドスンッ、ドスンッ、と日本家屋の屋根を叩きつけるような、ものすごい音がするそうです。

最初の頃は、寝ていても、飛び起きたことが何度もあったそうです。
それほど衝撃的な、すさまじい騒音被害、低周波被害であったとお聞きしてきました。

その方、Oさんは、由良風力発電所2.000Kw、5基の真下でみかんを作っていました。
風のある日は、風車の音が酷くて仕事にならないのだ、と何度も聞かされたものでした。

屋根に、ドスンッ、ドスンッ、という大きな音がするのであれば、瓦がズレ落ちるとか、漆喰の壁がひび割れてくるとか、眼に見える被害がありそうなものですが、そのような現象はありませんでした。

それは古い百姓家ですから、それなりの経年劣化はありますが、ハッキリと目に見える損傷はなかったと思います。
しかし本人は、「屋根が落ちてくるのではないか」と大層心配していました。

現象から見ると、この低周波音は環境省の物的苦情に関する参照値を超えている可能性も考えられます。
たぶん、他の風車病の方と同じく、内耳に損傷を受け、有害な衝撃波、低周波、騒音に敏感になり、過敏になっていたことでしょう。

今年84歳であったとお聞きしましたが、風車が回り出した平成23年10月以来、体調を崩されたと、苦しい被害状況と、被害症状をお聞きしました。
実は、中地区のこの周辺は、由良町で最も低周波被害の凄まじいところです。たくさんの被害者の声を、訴えを聞くことになりました。

平成24年の最初の頃、1Hz、2Hz周辺の音圧が90dbに達していたこともありました。90dbといえば、アメリカ軍のイーグルやファントムといった戦闘機の爆音と同じです。
それが継続して被害を受けていました。

今も、2.000kw、5基の風力発電の真正面ですから、70dbを超える特異なピークを持った低周波を観測することが出来ます。1.000kw、16基の風車が連続していますから、様々なピークを持った有害な低周波が連続して観測されます。

いったん、低周波被害者になると、自然にある低周波と違い、人工的な加害音圧の変化、挙動により、耐えられない圧迫感、被害症状に苦しめられます。
すなわち、由良町でやっていることは、法律的にはどうであれ、道義的には人殺しをやって、知らん顔をしている、としか私には思えないのです。

たくさんの被害者が苦しみながら亡くなっています。
畑地区で、去年亡くなったTさんは、「風車は私をめがけて襲うようにしてあるのだ。

あの人が、これほどまでに私を嫌っていたとは、私を憎んでいたとは。それがよく分かったよ」と苦しい声で何度も電話してきました。畑中町長のことです。
今も、たくさんの風力発電の被害者が苦しみながら我慢して生活をしています。当然、私は、このスサマジイ風力発電被害を訴えていくつもりです。
以上です。

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