先生からの補講です。数学は難しい。私も構造計算を仕事にしてきましたが、基本的な、こういった数学は、やはり理学部教授の世界です。
それから丸山茂徳氏の本が面白かった。小林先生とは正反対の主張をしているのに、結論がほとんど同じになっています。きっと、どちらも正しいのでしょう。ごめんなさい。
再生可能エネルギーについては、どうも議論が脱線している。風力発電では、これだけの人的被害を引き起こしながら、悪党がのさばり、蔓延って、利権をむさぼっている。
風力業者、官僚、議員、学者、被害地域の人々、それぞれが簡単に人間性をなくしてしまう。多額の補助金、助成金のせいだろうか。由良町では、地域活性化、地方創生の名のもとに、毎年、多額の補助金が費やされている。
風力発電が作りだす電気よりも、はるかに高額だろう。トンネル工事や道路工事などの整備も原発と同じ構造だ。
風力発電の低周波被害に苦しむ人たちに人権はない。去年、被害を訴えながら亡くなった谷口さんのことは、誰もが言ってはならないタブーとして定着している。
もし言葉にして言った日には、「精神疾患」、村八分として、エライ目にあうのだ。『谷口語録』としてまとめていて、関係者に配布したけれど、反応は芳しくない。
以下、先生の講義です。
きのう、2017年を迎えての私の世界観をお送りした方々に 2000年余りで、世界の人間質量が地球の質量を超えるという計算を添付します。
難しい計算ではなく、高校1年程度のレベルでしょうが、お手元に対数表がないかもしれず、そんなご苦労をおかけするのも申し訳ないのでやり直しました。
地球上の人間の質量が2000年余り後に、地球の質量に等しくなる計算
(松井孝典氏の説による)
世界の人口推移
産業革命を1800年頃とし、その後、世界人口は、大雑把に100年ごとに4倍加ぐらいしているとみることにする。
今後の推移の計算
条件:人間の質量は、人種、男女、年齢を問わず、1人が50㎏とする。現在の世界人口を66億人とし、今後100年ごとに4倍加するとする。地球の質量は5.972*1024㎏とする。
66億*50㎏=6.6*109*50㎏ が4倍加をx回繰り返したとき(つまり100x年後に)、地球の質量に等しくなるとしてxを求めるのが問題である。
6.6*109*50*4x㎏= 5.972*1024㎏
4x = 5.972*1024/(6.6*109*50)
= 5.972*1013/(6.6*0.5)= 1.81 *1013
両辺の常用対数を取ると
xlog 4 = 13+log 1.81 = 13.25768
x= 13.25768/log 4 =13.25768/0.60206 = 21.18
つまり100年を21回あまり繰り返すと(つまり2100年余り後に)、人間の質量が地球の質量に等しくなる。