死者に対してまでも (葬儀にて)

風力発電の低周波で苦しみ続けてきて、循環器不全で突然に亡くなった谷口さんの葬儀にて、地域の人たちの非道な言葉を度々聞くことになりました。

低周波による耳鳴り、耳の痛み、頭痛、しんどさ、吐き気、頭の中がワンワンとする気持ち悪さ、胸苦しさ、こういった我慢の出来ないストレスにより、脳溢血や心筋梗塞で死亡するリスクが高まることは明白な事実として世界的に知られています。

畑地区では、低周波で苦しみながら亡くなった人が、私の知る限り7人ほどいます。家族の人もいて、事情が分かっているのに、なぜか沈黙しています。
谷口さんも、娘や息子が理解してくれないと嘆いていました。孫が、少しは分かるようだけれども、と。

亡くなる前日に、私の書いた『現代農業』の記事を見せてくれと頼まれていました。
その記事をコピーして、地域の人に渡そうとすると、「関係ない」、「いやいや、いらん」などと言って逃げていきます。鼻から聞く耳を持ちません。

近くの人権擁護委員たちがグループで来ていました。たまたま私と出くわして、すごい敵意を感じました。
先日の法務大臣表彰の人です。国家権力による威喝か、と思いました。

「他のことをしゃべれよ」、「同じことばかり言うな」、「もういいやないか」、と、私に対する散々な批判を聞きました。
目の前の祭壇には谷口さんの遺影がこちらを見ているのに。

「村八分になっていた」、と古くからの友人のおばちゃんは教えてくれました。風力発電の被害を言うので、近所の人たちは嫌悪丸出しで逃げたといいます。

谷口さんは、またまだたくさんの人が言葉に出来ずに苦しんでいる、と言っていました。
たとえ、風力発電との関連が証明されなくとも、たくさんの人が低周波による苦しみを言葉にして亡くなっています。

そして、もっと多くの被害者が今も苦しみ続けています。私もその一人です。
低周波音被害者になると、小さな水滴の音でも、耳の中で響くようになります。同時に、他人に対する感受性が敏感になります。

すぐに相手の人の胸の内が伝わります。地域の人たちが総出で、被害者を見つけては黙らせています。恐ろしい状態です。
私が葬儀に行くと、叩き出されるのではないか、と思いました。私を見た地域の人は殺気立つものがありました。
もう「考える会」などは必要ありません。言ってはならない、恐ろしい社会になっています。

町長や由良町議会の被害の否定と弾圧は、犯罪行為ではないでしょうか。
次々と被害者が苦しみながら死んでいくのに、私一人で抗議の声をあげています。誰か一緒に戦いませんか。

谷口さんがいなくなったので、共に戦う同志を切実に求めています。