平成28年6月議会の一般質問です。

由良町議会で、風力発電による健康被害を訴えるのは、これで19回目になります。
風力発電事業の現場では、いったい何が行われているのか、やっと明白になってきました。

今年は水俣病が正式に確認されてから60年になります。私は水俣病の歴史と比較して、全く同じ人災ではないかと訴えました。

町長、議長をはじめ、議員、職員は、言葉にせずとも同じ反応を見せました。「私に責任はない」、「私が何をしたというのだ」、全くの無責任体制でした。みなさん全員が私を非難しました。迫害しました。

3月議会で提出して、論じていた海外の被害報告や研究論文に対しても、「そのような報告は一切ない。何の報告か分からない」と断じました。公の議会で堂々と嘘をついて、恬として恥じることがありません。

3月議会の答弁では、ヨーロッパ各国の医師新聞や被害報告に対して、「そのような偏った考え方には答えられない」と言ったのです。

私は、たとえ法律に違反していないからと言って、道義的な責任は逃れられるものではないと言い渡しました。実際は偽証、弾圧、暴行傷害事件だと考えています。


 

風力発電が発する低周波音による健康被害について

私は、平成23年の12月議会から、今日まで連続して、風力発電の被害者がいて、頭痛や耳鳴りなどで苦しんでいることを訴え続けてきました。
もう4年半になります。随分と長く、頑張ってきたものだと思います。

先日、水俣病に関する記事があちこちの新聞に載っているのが目にとまりました。正式に認定されてから60年になるそうです。
世界的にも有名でありまして、由良町の人でも、多少はその名前くらいはテレビや新聞で見たり聞いたりして知っていることと思います。
水俣病は、今も、その全体像が明らかになっていません。今も多くの人たちが救済を求めています。

先年、亡くなられた原田正純先生は、「水俣病は終わっていない」と書き記しています。
水俣病に関する本は、たくさん出版されています。私は何冊か読んでみました。その有様は、風力発電の低周波音公害と同じ構造でした。人災です。
この60年を振り返り、その歴史を検証して、教訓を明らかにしよう、とする意見が多々ありました。

私たちは、公害事件から何を学んできたのか、と不思議でなりません。
水俣病は発生以来、一度も本格的な調査が被害地域で行われませんでした。今も原因不明のまま、亡くなった人、死産や流産の異常に高いことも報告され、被害は数知れないそうです。

京都新聞には、行政や政治、司法は為すべきことをしなかった、『不作為』が原因であると指摘しています。
また、水俣病の原因は最初から分かっていた、とも書かれています。

風力発電被害とまったく同じではありませんか。
巨大な風力発電が出来たから、風車病に苦しむ人が被害を訴えるようになりました。
平成24年9/7日、この役場の3階で行われた風力発電の説明会で、地域の人たち100名余りが出席して、何が叫ばれたか覚えておられますか。

住民たちは、大きな声で怒りだして、説明会は途中で中止になりました。
目の前で、被害に苦しむ人たちが、どういうことになっているか知っていたからです。
その前に、被害者たちは、平成24年2/25日の事後説明会で、苦しさを散々訴えました。

どちらの説明会にも、役場幹部職員が出席していたので十分な報告と、記録があるものと思います。
風力発電の低周波で被害にあうと、頭痛や目まいで気力が萎えていきます。環境省の報告書にあるように、「被害を訴える人は精神疾患の人」などと書かれていると、被害を訴えること自体がむなしくなります。

被害調査もしない、何の被害対策もしない、関連を認めない行政の仕打ちに、被害者は孤立して、さらに苦しみの生活を強いられています。
被害者は、低周波音被害と、風評被害との二重苦に苦しめられています。

人権蹂躙から、人権擁護に舵を切ることはありませんか。
今も多くの被害者が私の発言を見守っています。
前回、3月議会では、海外では多くの風車建設反対運動があり、たくさんの被害者たちが、低周波音被害の実態を訴えていることをお伝えしました。

日本では今、山口県下関市で大きな風力発電建設反対運動が起こっています。署名運動では、8万人以上が、風車建設の反対に賛同して署名したそうです。
反対理由は、「風車の低周波音の健康被害」です。
平成24年9/7日の里地区や阿戸地区の人たちと同じ考えです。

私も、その年に署名運動をしていました。風車建設反対に130名、風車の低周波音被害を訴えて、運転停止の要望書に100名の署名を頂いて由良町に提出しています。
一般のテレビや新聞では報道されることはありませんけれど、今や、インターネットという世界共通のメディアが情報を運んでくれます。

風力発電は、有害な低周波音を発して、周辺の人々を一定の割合で苦しめます。どんなに否定したところで事実は消せません。皮肉なことですが、由良町が被害を否定したことで、由良町の風車被害は全国有数の被害例として、全国に知られることになりました。
下関市においても、由良町の有り様を見て、地域の人々が判断したものです。下関市の地元紙には、何度も由良町の被害報告が記載されました。
それを隠蔽する議会の有様も同様にです。

私は、風力発電の低周波公害は犯罪行為だと考えています。これは社会の倫理からいって、許されることではありません。
これまで由良町役場をはじめ、行政はたくさんの被害報告や研究情報を得てきているはずです。

「低周波は出ていない」
「因果関係が分からない」
などという議論は既に3月議会で報告したように世界的には通用するものではありません。

いかに問題を先送りしようとも、水俣病と同じく、結論は決まっているのです。
被害調査をしないことで何が得られるのでしょうか。

被害を否定することで、被害者たちの鬱屈した苦しみの毎日は解決されるんでしょうか。
是非、正常な判断に基づいて、被害地域の健康調査を行ってください。たくさんの人が今も苦しんでいます。

0617質疑

カテゴリー: 新着情報 パーマリンク
-->