Geoff Leventhallの論文

ある科学者と話していて、イギリスで風力発電に携わっているGeoff Leventhall の論文があるのですが、何を言っているのか教えてください、とお願いしました。

たぶん政治的な報告書で、Salt論文やCooper論文とは趣旨が違うと感じていました。以下、先生のご意見です。

このレビューは70ページ近くもあり、それを読んでいる暇はなかったので前書きだけ読んでみました。

簡単に言うと、この文書は連合王国(イギリス)農水省が、低周波音問題の現状を知るため、その専門家であるレヴェンタール教授に研究のレビューを依頼したその回答です。

だから報告の本体は内外の文献を100編以上レビューしており、相当中身があるものと推測できます。

ところが、この前書きたるや、半ばはバカ話でこんなものを訳す意味があるのかと途中でやめようかと思いましたが、スキャンしてみると書き始めと末尾に真面目なことも書いてあったので、まるで無意味でもなさそうなので一応訳しました。

ただこのレビューはレヴェンタールが自分でやったかというといささか疑わしく、そのためわざわざ2人の助手の名前が明記されています。
前がきのバカ話はこの助手の才能か、思想性かの限界を示しているのでしょう。
でもレヴェンタールは当然目を通しているだろうから彼も責任があります。

結局、私の考えでは、最初の1節は真面目だと思うけれど、それに続く宇宙開発の話と、低周波音についての新聞記事抜粋はナンセンスです。
そして後半の天文学のはなしあたりからまた真面目になります。

結論的に、風力擁護派の旗手と目されているレヴェンタールも、低周波音公害の存在を認めているというところだと思います。少なくともわが環境省よりは・・・。

0607aReview on Low Frequency Noise by Leventhall

0607blowfreqnoise

0607cviewdoc

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