日本だけ、風力発電被害がない、わけないよな

「Protest wind farm」、「Stop wind turbines」、何でもいいけど、適当な風力反対の言葉を入力して検索して見なよ。ここでまず、君がどんな立場でこのページを見ているのか、それが分かれ目になっている。中立はないんだよ。被害者か、それとも加害者なのか、それが問題だ。

風力発電の被害地に住む人、業者などの関係者、遠くから風力発電の景色を見て心配して見る人、それから風力計画を聞いて被害があるらしいと知った君、あるいは風力発電愛好家となった環境運動家、役場の人も見ているよな。環境課のヘンな人とかさ。前ページには渡辺正さんの書いた『14のウソ』を紹介した。

彼はこれまで『地球温暖化、狂騒曲』など特異な本で有名になっている。テレビにも出ているから、さすが東大の先生やなと思うのだ。その人が自分のことを変人だとか、山陰の田舎町の出身だとか、プライベートな気持ちを書いているのに気が付いた。やはりモチベーションがあったのだ。フフッ、と笑ってしまう。

一度、電話してみようかな。ただ、私にはこれは違うな、と思うことがあって、眉に唾つけて読んでいる。百姓していると特に感じることだが、気温はこの60年の間に3℃ほど上がっている。数値には表しにくいが、極端な冷え込み、零下-15℃とか、八朔などの晩柑類が凍り付いて全滅したこともあった。

そんな冷え込みは最近、全然ないからね。彼の言う地球寒冷化、氷河期の訪れを心配した頃だったんだろうか。由良町は和歌山の真ん中辺で、都市化の影響は少ない。今年の夏は少し暑さが和らいだかな。それでも連日35℃だからスゴイものだよ。仕事にならない。彼の言うような0.2℃の変化ではない。

これは間違いのない真実だ。単なるヒートアイランド現象でもあるまい。じゃぁ、なぜ彼は地球は温暖化していない、とワザワザ気象情報を整理してまで強調するのだろう。今の温暖化現象は、自然現象だから心配ないですよ、と言いたいんだろうか。気温に関しては説得力ないなぁ。私は暑さにめっぽう弱いのだ。

さて、いつもの全国のエセ風力運動会を説明する。もう10回くらい書いて解説したかな。少し深入りして解説したいけれど、行政独特の法律的なものもあって、ややこしくなる。環境運動家たちは、もちろん初めから環境省の奴隷だから御用学者の言うとおりにしか働かない。

いや、もともとが今回の風力事業に仕組まれた仕掛けだから、健康被害否定に凝り固まっていて、被害者弾圧が目的だ。この論文の要点を3つ挙げる。参照値は被害者とは何の関係もない。私の土木学会資料を見てもらいたい。全く離れた部分で被害が起こっている。「参照値」という言葉自体がおかしい。

低周波音被害を訴えるのは耳に障害のある人だという断定だ。よくもこんなこと書くな。じゃぁ、私は障害者なのか。これはさ、「被害を訴えるものは精神疾患のものである」と書いた環境省の報告書と同じことやで。H特性、って何やねん。人間の耳に聞こえない音は低減補正するA特性か。

つまり聞こえない音は人体に影響しない、という暴力だ。分かるかな、寺の大きな鐘の音はゴォ~ン、といつまでも響いている。太鼓の音でも腹にまで響くやないか。たとえ聞こえなくとも、低周波領域の空気振動は感じている。風力発電独特の1Hz、2Hz周辺の空気振動なら気圧変動と同じだ。

天気図で、低気圧が来たら分かる人がいるでしょ。それを、せっかく測定しながら低減補正して評価すると言っている。なんだこりゃ。各地の自称、風力反対の勉強会ではこんなバカげた被害否定のデモが行われている。Youtube 動画にたくさんアップしているから見た人もいるだろう。

主催者の市民運動家たちもアホ一色だよ。つまり「エセ」だと言っている。なんか文句あんのか。英語やドイツ語で検索して見たら分かるで。日本語でもたくさん出てくるからさ。以前は、伊豆や伊方の風力被害者が懸命に被害を訴えていた。可哀そうなほどに弾圧されたんやね。

彼らの調査の結果がh23年度の環境省の報告書になる。精神疾患だというのだ。気の毒としか言いようはない。それをまた環境運動家たちは囃し立てる。嬉しくて面白くてならないのだ。由良町と同じよ。「由良町、風力発電被害」と検索して見な。今は、私だけが踏ん張っている。弾圧の嵐だよ。

各地の自称、風力運動会が、どれほど悪意に満ちたものなのか分かったと思うがどうだろう。私の被害の訴えを否定することが、彼らの仲間入りの条件だと聞く。トップページにある私の書いた論文を見て、「アンナもの」と言うんだから大したものだよ。

各地の風力被害者はヒツジになってジッと死ぬのを待つ。それでよいのか。日本だけやで。金儲けのダシにされているんやで。あるいは弾圧が面白いんや。弱い者いじめ、差別社会の楽しさよ。谷口さんら被害者は泣きながら死んでいったで。