奇妙な一致

近所の禅寺の和尚と話していて、74歳の今、戦後の団塊の世代は本当に元気がよかったよ、と話していた。私は気が付いていたが「低周波被害者の会」の窪田泰も74才だ。他の環境運動家の連中も同年が実に多い。なぜなんだろう。窪田泰は、学生運動があっただろう、それが影響しているのかもしれないな、と言った。

仮面をかぶって、ウソツキまくっている悪党がいる。まさかこの人が、と思っていた人が、テンと裏切っていた。いや、もともとが風力被害を否定する、それを目的とした人だったのだ。言葉巧みに騙された私の方が悪いのか。慎重に見極めてきたつもりだったんだが。各地の情報を集めるうえでは、何かの役に立ったのかもしれない、と思うことにしている。

環境テロなのだった。彼らの十八番よ。畑地区の谷口さんもこの人と同じ年だ。そうだったんや、と今さらながらに思う。私は今64才だから、社会人となって世話になった人の多くがやはりこの世代であった。親父の同級生にもたくさん親切にしてもらったけれど、仕事面では団塊の世代が幅を利かせていた。それでももう底が見えている。

彼らは、一気に勢いを無くしてしまっていた。昭和4年生まれの親父たちの世代に比べて底が浅いのだ。だから連合赤軍なんかになったんだろうね。「谷口のアイちゃんにやられてしまったな」と私に教えてくれた人がいた。年取ると分かることがある。昭和一桁は、そういう人たちだった。でもまあ、結構私を裏切ってくれたからね。変わりはないか。

団塊の世代が退場して、世間はさらにスカスカになって崩れていく。価値観とか、正義とか、常識なんかはその時だけの笑い話になっていた。誰も真実に触れてはならないのだ。深く思考してはならない。たとえ作り話であっても、行政が、政治が言うことなら疑うことなくオウムのように繰り返す。

Parrot。操り人形。透明人間。学校の先生や学者さんに多いわな。議員さんとか。団塊の世代を見ていて、彼らは強く言う割には責任感のないことに気が付いている。昔の学生運動のままに、人生の終わりまで引きずっていたということだ。「安保反対」とかさ。あれって、誰もその意味が分かっていなかったんでしょ。コミンテルンとか、情報操作もあったんでしょ。

軽薄な人らやな、と私は見ていた。加藤登紀子などが、添付のメーリングリストと共に議員会館で派手な運動を展開した。なんだったんやろ。結局、何も考えない人たち、の烙印だったと見ている。だからこそ「考える会」とネーミングされたのだ。しかし問題は、それに代わる人がいない。誰も意見を持たないし、正義をもって世間に歯向かう人もいない。

私一人、風力発電を撤去してくれ。たくさんの被害者が苦しみ、死んでいった。と訴えている。すっかり『民衆の敵』だよ。