日本の衰退、転落

子供と話していて、テレビはほとんど見ないし、周りの同級生も同じで、誰も見ていない感じだよ、と今どきの学生を言っていた。じゃぁ何を見ているんだ? と聞くと、インターネット、SNS、それぞれ関心のある動画サイトだという。たしかにテレビ番組は面白くなくなっている。昔は、というと年寄りじみて来るけど、ホーム炬燵に家族が集まって団欒の定番だったじゃないか。

我家はミカン農家だから、温州ミカンを籠に入れて、剥いた皮を山盛りにして食べていたものだよ。それが幸せの風景だった。今朝の産経記事にある国会中継なんてさ、アホらしくて時間の無駄よな。田中角栄の時代にはまだ大物と言われる政治家がいて、激しさとか、厳しさがヒシと伝わってきた。今の政治家の軽いことよ。とくに松下政経塾とか言う政治屋さんには閉口するやないか。

記事には活字離れが原因と書く。しかし産経なんか原発と再エネの広告新聞でしかないし、他の一般新聞も同じようなもんだろう。今の時期だとお節料理の広告が二面を使って、カラー写真で溢れている。こんなものを見るために新聞を取っているんじゃないんだよ。私は由良町で風力被害に遭って苦しんでいるから、何とか解決したいと新聞社に何度も掛け合ったし、記者会見もした。

記者たちによる弾圧の嵐だったよ。主要な新聞社はみな風力発電を賛美して、私の被害の訴えを拒否した。これは事実として書いておく。中にはわざわざ我家まで来て、風力被害を否定する記者がいた。私がいつも非難する環境運動家の二番煎じだったよ。まるで勘違い、トンデモ発言だとか言っていたものだよ。バカにするなよ。h24年当初、毎日新聞の記者が来て、10分ほど話した。

私はまだその時には風力被害を言葉にして上手く伝えることができなかった。そのわずかな時間だけだったかな。彼はすぐにどこかに飛ばされたと聞く。もう記者を辞めているんだろうか。因みに産経記者にはボロクソにこき下ろされたよ。地獄に落ちろ。さて、子供の言うようにインターネットだけ、というのも気持ちが悪い。諸子百家で、いろんなデマを言うやつがいる。

再生エネ、とくに風力発電は嘘八百の世界だ。風力発電に関するキーワードで検索して見るがよい。それこそ糞まみれのサイトで一杯だ。学者と称する風力賛美の太鼓持ちなんか、これでよく有名大学の教授が務まるな、と驚かないか。もちろん金を貰ってのパフォーマンスでしかないのだが、学生にそれが見抜けるか。私は無理だと思っている。

何がウソで、何が間違っているのか、なんて当事者でないと分かるもんじゃない。倫理、人としての道理もある。社会経験のない若者にそこまでは無理だ。40年前、六本木の生研にある研究室を訪ねたことがある。優秀な学生たちが集まっていたけれど、今思えばママ事の様な異質な世界であった。私は途中で脱落したから、その後のことは関知しない。いくら生徒が優秀でもその程度なのだ。

私の卒業した長岡技大でもな。だから昔、少年飛行兵と言って15、16歳の子供を集めて特攻作戦で殺したんだよ。今も彼らの生き残りは何の反省もない。大体その母親が入隊の時、刀屋に立ち寄って、最後はこれをもって立派に戦ってきなさい、と言ったという。そりゃ、アカンわな。今、AI技術だという。ニュース番組でもAIが選んだ今日の目玉、とか何とか云っている。たまらんね。

人間の感性はこんなにもアホにされていた。インターネットで検索すれば分かるけど、風力発電の被害を訴えているのは今や私一人になっている。英語やドイツ語で検索すれば、それなりに識者のサイトに行きつくようだ。しかしまだ若い学生がそんなことまで気が付くだろうか。私が実際の英語に出会ったのは米軍厚木基地で地下燃料タンクの建設に関わってからだ。

こんな経験がなかったら、英語なんか程遠い世界のままだっただろう。後日に、アメリカ人などたくさんの海外の若者を招いてみかん採りをしてもらった。それもこれも米軍での経験が基礎にある。由良守應が世界旅行していたこともある。交流が楽しかったのだよ。海外の本をたくさん読んでいたし、キリスト教やイスラムのことも、フィロドフィphilosophyのことも役に立った。

やはり人生経験よな。日本人は物事を考えなくなった。前記の生研の室内実験のように、そのことだけに集中して研究を繰り返す。オツムの訓練にはいいのかもしれないけどな。少なくとも、人としての感性を持とうじゃないか。AIに操られていたら世話ないで。インターネットの世界はそれほどにバカバカしい。バーチャルだと言っただろう。SDGsなんて策略の罠を見破ろう。

脱炭素、地球温暖化防止、受け売りのマントラに疑問を持とう。人間として何が正しいのか芯を持とうじゃないか。風力発電の低周波音被害は真実なんやで。それを否定するものは偽物よ。それを利用する奴は曲者よ。正義心を持とうぜい。『風力発電の被害』本はドッサリ用意しています。ご利用くださいな。