小林先生からの手紙

久しぶりに小林先生と交信した。お元気そうで何より。今や有害な低周波音を測定して、何が被害の原因か、なんて言う人はほとんどいなくなっている。タブーにされている。かなりな圧力があるのか、体制側に付いて、弱い者いじめに加担して笑いたいのか、日本人の素質をこれでもかと見る羽目になる。汐見文隆医師の盟友として小林先生の偉業には感謝している。

コロンブスの卵なのだ。簡単なことなのに、それが誰にもできないでいた。低周波音は波長0~20Hzは聞こえない。1㎐の波長は340mだから聞こえる音としては感じない。気圧変動なのだ。それが添付資料にあるように、風車が止まっている時と、回っている時では音圧が40dbも違う。対数表示だから10000倍のエネルギー差だ。

風車から1.2㎞離れた我家でも30dbの差異があって、1000倍のエネルギー差で空気振動している。これに耐えられないで耳鳴りや頭痛、首の痛みになる。風車病である。小林先生からは音源の大きさ、特殊な音の場、という概念を教えてもらった。風力発電のコマーシャルでは、よく家庭用の扇風機と並べて発電機の仕組みを説明していたよな。

たしかにその通りなのだが、あれには重要なトリックが仕掛けられていた。扇風機と、風力発電では、いったいどれほどの大きさの違いがあるのか。直径30㎝と、ブレードの回転する直径80mの違い。巨大な鉄パイプのタワー。これが振動するのだ。低周波音測定器で観測すれば簡単に分かるじゃないか。最近では、騒音が静かになれば、我慢できるでしょ、と嘲笑う。

何がそんなに面白いのかと驚くのだ。だってこれまで、畑地区の谷口さんらのように苦しみながら必死になって抗議して死んだでしょ。それに対する反省などどこにもない。笑いものでしかないんだよ。どこまでも悪党でしかない。それが各地の考える会、自称、風力反対の正体だ。被害を否定する御用学者を担いで絶叫しているから、普通はヘンな奴らだと思うわな。

カルト、何かの新興宗教みたいにさ、地産地消とか、地球温暖化とか、環境省の受け売りの言葉で話す彼らの風景を見て、気持ち悪くなったものだよ。被害者は吐き捨てるだけの汚いものでしかなかったのだ。水俣病と同じだよ。今もさ、「水俣学において~・」と叫んでいるだろう。哀れなものだよ。あれを異常だと非難しない所が、日本人の不思議な闇よな。

わずかな小銭を貰ったらそれでいいんかい。私は嫌だね。そんなのは人間じゃない。ちゃんとした批判精神を持とうじゃないか。人間には道徳、倫理観が必要だ。今朝の産経には源実朝の記事があった。由良町の開山、興国寺には実朝の墓がある。あの時、由良の庄は北条政子の所領になっていた。

それで実朝の供養に大きな本堂を建てて、その脇に実朝の丁髷を埋めて供養したと聞いている。でもこの記事を見ると、そうでもないな、と、政治的な阿り?資金繰りなどの本音が見える。後日興国寺には15代将軍の足利義昭が1年余を過ごすことになる。義昭は源氏の子孫だからね。ここから岡山の鞆の浦に行ったと聞く。

彼の置き土産の太刀は、さすが将軍というほどの名刀よ。現在道成寺に陳列しているから見たらよい。名刀とは何か、刀好きにはたまらない。源氏は刀好きだったんやね。私も刀が好きだから源氏なのかもしれない。血液検査で分かるだろうに。開山興国寺の甍には笹竜胆のマークが連なっている。先日、韓国人が来た時に北条政子は平氏で、実朝は源氏だと説明しても、それが分からないらしかった。

私もこんがらがって、途中で笑ってしまったよ。高野山にも実朝の墓がある。何かを埋めて供養したはずだ。浅野内匠頭の首塚とかさ。あそこにはいろんなものが埋められて眠っている。怖い所よ。和歌山県では、高野山周辺にも風力計画がある。どこまで転落するのか、誰も止めるもののないことが悔しくてならない。Stop wind turbines !