ボロクソやな。

観光施設で働いている知人の言葉に、「中国人は落差がすごい。もうええわ」と聞いて笑っていた。40年前、中国人留学生がたくさん日本に来て、その優秀さに驚いたものだよ。日本に住み着いた人も多いだろう。今もその傾向は続いていて、中国に帰らないのか? と聞いても苦笑いの返事が来ることは昔と変わらない。

じゃぁ、彼らは日本人になるのか、というとそんなことはない。人民日報を読んでいて、華夷秩序を見せるのだ。前ページに書いたように、誰が支配者なのかを露わにすることもある。ワッ、と驚くで。もっと驚くのは、政治家と称する人が日中友好だと言ってお人よしに徹することだ。

JR御坊駅前に、胡錦濤国家主席の銅像が立たなくて本当によかったよ。中国人でも韓国人でも、よい人はホントによいんだけどな。もし私がそれらの国に行ったとしても、よい人を演じなければ難儀するだろう。ところが初めからマナーもエチケットもない人がいたりする。日本人をカラカウことが目的の人がいる。

それでカチンッ、とくる日本人を見ることが面白いのだ。中国人独特のパフォーマンスよな。それでもたまに良い人がいるからややこしい。当たり前か。なんで彼らは日本に住み着くんだろう。それは日本人がアホやからに決まっている。我家には香港人かたくさん来てくれた。大体が話の出来る人たちであったと思っている。

彼らは国際人で、教えられることが多々あったと思う。チャイナタウン。世界中に同じ匂いのする街があるでしょ。ロンドンでもニューヨークでも、拠点を作っているんやね。日本人にそんなものはない。いや、あってもごく小さい交流だろう。サクラメントでもな。日本の隣に人口14億人ですか。勝負にならんわな。

もうすぐ日本もウイグルやチベットのようになるんだろうか、と心配しても止めようはない。とうに日本人は植民地の人になっている。そんな風景に気が付く人もいるだろうにね。中国に30年ほど駐在して暮らしていた人を見た。まるで中国人だったよ。日本人でもこんなに変化して、中国人になってしまうんだと驚いたよ。

私もサラリーマン時代に海外に出向しろと言われていた。タイにしろフィリピンにしろ、4、5年して帰ってきたら宇宙人になっていたのだ。世間話がかみ合わない。もう日本人ではなくなっていた。在日の人も、本国ではそう言われているらしいね。環境は、こうも人を変えるのだ。同じことはさ、風力発電の被害地域で散々見てきたものよ。

人は弾圧されると人間性を無くして動物になっていく。言われたことだけに反応して、ロボットのような薄っぺらになる。「考える」なんて行動はとれなくなっている。これだけテレビや新聞が情報を伝えたとしても、いや、だからこそプロパガンダにやられるんだろうが、自分というものを見失って奴隷にされるんだろう。

各地で強力に広められているエセ風力反対運動のアホらしさよ。何で「土砂崩れ」なんだよ。もちろん本当の被害を知っている人はたくさんいるはずなのだ。それが蓋を開けてみるとどうだ。我々は土砂崩れなんだよ、と言って真剣そのものじゃないか。私に対する憎しみを満面に湛えて睨みつけてくる。電話だと「ヘッ」と吐き捨てる。

さっさと地獄に落ちろ。私は各地の風力反対運動はヤラセ、エセだと思っている。被害があるのに、それに対してではなく、架空の「土砂災害」をスローガンにする集団倒錯に吐き気がするのだ。海岸に建ち並んだ風車群に、市民風車に被害はないという。欺瞞、というよりウソでしょ。

被害者がいて苦しんでいるのに、低周波被害は頭をやられるから虐待の嵐よな。それで、私のように風力被害を訴えると、その被害者からトンデモナイ敵意の言葉を向けられる。その狂いようには、恐れ入ったよ。あの選挙でも、風力裁判でもな。風力被害者とは、こうもダメなんやと貴重な場面を確認した。

今も彼らは「風力の被害など聞いたこともない」と吹聴している。哀れなものよ。これが笑われ者の正体だ。今も全国のあちこちで、同じ風景が見られるでしょ。残念なことだよ。