被害者がいるのに消されている。

「ぶん殴ってやりたいよ」と低周波音被害者の会の窪田泰は伝えてきた。彼は各地の風力被害者に連絡を取りながら、風力反対、抗議運動を始めようと訴えていた。「風力発電は一本も建ててはならない」と主張した。伊豆や伊方、各地の風力被害を調査した結果だ。由良町へも2回来てくれた。

そして何が被害を及ぼしているのか、物理的な原因があることを測定器を使って見せてくれたのだ。汐見文隆医師との連携だった。波長0~20Hzの領域に、卓越した被害成分がある。圧力波形を見たら、リズミカルな気圧変化がある。低周波音分析図にすると、倍音があって、ピークを持った被害成分が上下に激しく振動している。

自然界にはこんな現象はない。この空気振動が被害の原因だ。このページのトップに記載して説明している通りだ。どこに出しても恥ずかしくない、世界標準だと思っている。しかし日本政府は低周波音被害を認めない。10数年前の、風力事業を始めた当初から、環境省などを使って、散々に被害を否定してきた。

「被害を訴えるものは精神疾患のもの」この文言は有名だろう。被害があるからこそ、御用学者を動員して、被害者を弾圧してきたのだ。その理由を知りたいよな。前記の窪田さんは、伊豆でも伊方でも排除されていた。大体、どこでもそうだったと記憶している。

悪口の嵐だったよ。私にも協力しろ、ということで私も各地の被害者に資料などを送っていた。『風力発電の被害』は、そのような資料作りから始まった。きっかけは、谷口愛子さんから悲鳴のような電話があって、亡くなるまでのことを書いている。被害者たちの悲しみ、怨念が染みついた本だ。

これにウソつくな、と人々は言う。どこまでも悪党よな。秋田や山形は特に珍しいとは思わない。初めから御用学者や環境運動家が入って地域対策でにぎわっていた。動画やブログで見た人もいるだろう。そんなところに何で窪田さんが関わろうとしたのか。それもモノ好きな話よな。コテンパンに追放されていた。

いや、現地に行くことはなかったから、騙されっぱなしでアホにされて終わったようだ。これも彼らの作戦の一コマだ。私も同じような、親切心が全くの裏目になった経験が何度とある。それほどに自称、被害者、あるいはエセ反対運動の酷さは卓越していたものよ。

風力被害を訴えるものは許さない、という環境省の通りの弾圧だよ。地域では添付資料の様な風車教団が支配していた。田舎のことだから一人一人が管理されているだろう。由良町で、私一人が孤立して、被害に苦しんでいるようなものだ。被害者はたくさんいるんだけどねぇ。なぜか私一人が悪者になっている。

これが由良町だけでなく、日本でただ一人だけ、これは天然記念物だろう。言っとくが海外ではどこでも「Stop wind turbines !」と言って地域の人々が協力して抗議しているで。日本には残念ながらこんな人間性のメンタルはなかったのだ。逆に風力被害者を差別して笑いものにして喜んでいた。

これは指示されたから、教えられたから、という簡単な心情ではない。人が憎かったのだ。田舎では、大体がみんな知っている。誰が風力被害者になるか分からないけれど、後ろ指を指すとなると、これはもうお祭り騒ぎになって皆さんボロクソよ。谷口さんが亡くなった時そうだったでしょ。みんなで笑って喜んだんだよ。

あの山口県の下関市でもさ、風力の被害なんか聞いたこともない、と言っている。アレアレ、ヘンなこと言うじゃないか。それが風力発電の被害なのさ。確かに低周波音被害は悪い。それに輪をかけて、被害に苦しむ者をこれでもかと虐待して笑いものにする。その人が死んだり、引っ越していなくなると、その喜びようはどうだ。

勝ち誇って笑いが止まらない。いつまでも笑い話にして世間話に尾ひれがつく。水俣や福島でも同じことだったから、今、各地の風力被害地では同じ喜びに人々が踊っているのだ。トテモ相手にはできんわな。私の様な被害者ならなおさらだ。スパイ工作員も面白いだろう。すべてはマニュアル通りにやられている。

この現実を分かって視ている人がいるんだから、お幸せなことよ。こんな所に住みたいか、行って見てみたいか、そう思うのだ。現地の人はハイになってもう何も分からない。宗教ってそうでしょ。オーム教とかさ、今話題の韓国の宗教や公明党とかさ。日本人のアホさがこれでもか、と強調されているやないか。

被害地域には近づかないことだ。その意味は行って見たらよく分かるで。由良町でもな。