AI、人工知能には負けない。

私は本当は芸大に行きたかった。親父に「看板書きになるのか」と強烈に反対されたのだ。きっと偏見があったんだろう。工学部の土木を選んだのだが、土木は勉強ができなくともよい、そんな勝手な思い込みで選んでしまっていた。化学、機械、電気、それぞれに勉強のできる生徒が集まっていた。土木科を卒業すると建設会社か公務員と行先は決まっていた。就職に心配はなかった。

潰しが効く、とも聞いていた。我家は百姓だから親父もその先を見ていたんだろう。その通りになった。今日の記事ではAIで漫画が書けるんだという。すでにそういう時代に入っていることは聞いている。便利ならそれでいいし、問題ないならさらに良いかと部外者は思ってしまう。しかしさ、雪舟の絵をAIが描くとは思えない。ゴッホの絵を描くAIなんて狂気じゃないか。なんか勘違いしてないか。

マーガレットに連載された「ベルサイユの薔薇」を思い出してみよう。あれがもし、AIが書いたものなら、と。そんなことあるはずがないわな。人間だからこそ、あんなヘンテコな物語、妄想が生み出されて劇画として全国に広がっていった。人間感覚だよ。と、かつての芸大志向の私は思っている。それ以外にあり得ない。そしてこの記事の問題は結論にある。

ベーシックインカム(所得補償)というのだ。こんなことしたら、あのトキワ荘の青春が無くなってしまう。この論者の学者は何も分かっていない。ゴッホは、貧しいがゆえにあのたくさんの激しい絵を描いたのだ。カネをやったら、そんな迫力は消えてしまうやないか。パーマンも、お化けのℚ太郎もないわな。玉も磨かにゃ光るまい。昔から言われている真実だ。

せっかくの才能をチヤホヤして、その人を潰したらアカンやろ。もちろん大切に育てる才能はある。それは人工知能が判断することじゃない。その人個人の能力だ。コンピューターを使った未来予想には地球温暖化詐欺がある。初めからウソだから説明のしようもないが、外れっぱなしだ。誰もその事実を指摘しない。コンピューターを操っている人間がいる。それがCOPの正体だ。

由良町では、風もないのに風力発電が回っている。発電の役には立っていない。そんなことは関電は百も承知だろう。じゃぁ、あの21基の風車は何のためにやっているのか。AIはどう判断するのか。詐欺を指揮しているものがある。コロコロと経営する会社が代わり、社長も変わっていく。誰も責任を取らない。被害者は誰に抗議すればよかったのか。

低周波音被害を規制する法律はない、と嘲笑う。被害など聞いたこともない、と人々が口ずさむ。なぜそんな言葉を告げに来るのか。すべては人の憎しみよな。「土砂崩れが心配だ」という。ロボットのように受け売りの言葉が繰り返される。人としての感情、思考はないんかい。あっ、そうか、AIで描いた漫画を浸透させることで、国民をロボットにするつもりやな。

そのためのベーシックインカムか。管理社会。ディストピアの構築か。誰が支配しているんやろう。恐ろしい情報統制の作戦が進んでいるようだ。マンガと言ってバカにできないね。こんな所から社会の破壊を進められていたんや。危ない話よ。古典が、ますます価値を持つ。格差社会。昔からそうだったなと思う。