私が子供の頃、60年ほど前には、和歌山にもたくさんの地震があったと記憶している。気の小さな私は、親にしがみついて泣いたものさ。それでか紀伊半島の南側で地震計の設置が早くから行われていた。ところがよ、その後、今に至るまで大きな地震はない。
阪神大震災の時には大きく揺れたと言うが、実害はなかった。今日の新聞記事には、東の方で地震が多発しているらしい。その時の気分だね。原発がたくさんあるから周辺は大変なことだろう。日本に原発は無理だと分かるではないか。
配管や精密機器、地盤など、大地震が来たら必ず被害にあう。これまでもそうだったでしょ。日本には地震だけでなく台風や大雨がある。被害にあった時、百姓連中は「笑うしかない」と言っている。そうやって天災をやり過ごしてきたのだ。
もうすぐ南海地震が来る。どんな被害になるか分からないけれど、それでも人々は何事もなかったかのように再起するだろう。それを繰り返してきたのだ。記事を見ると、今年になって本当に地震が多い。富士山だって噴火するんだから、慣れるしかないわな。
