水俣病と風車病と。

水俣病の映画が上映されている。ハリウッドの『MINAMATA』も有名だけど、日本社会の日本病について、何が問題なのか、何が悪いのか、問いただす必要はあるだろう。6時間の長編だと言う。これだけの被害を見せているんだもの、当たり前の時間だろう。

h24年、和歌山県庁で記者会見をした時、産経や朝日と言った新聞記者は「5分もあれば十分でしょ」と私をあざ笑った。敵意満面の顔ぶれだった。やられたな、私は深く傷ついたものよ。そして奈落の底に突き落とされながらも、死んでいった被害者たちのアホ面を思っていた。

この記事にもそんな場面が延々と続く。ぜひ、映画を見たいと思う。被害者とは何か。弾圧とは何か。「関係ない」とは。記事の下欄にはオーストラリアの風力裁判が載っている。早速検索して見た。「BaldHills Wind Farm, trial」と。一行目に日本企業が出ている。翻訳機能があるから大丈夫だ。

被害者の圧勝じゃないか。日本と、なんと違うことよ。日本の警察や裁判所、メディアのアホさよ。しかし水俣の記事を見れば分かる通り、被害者への差別、弾圧こそが日本の常識なのだ。日本企業が出ているが、日本でならヘッチャラさ。今も私一人が風力発電の低周波被害を訴えている。

騒音じゃないからね。ましてや土砂崩れでもない。日本人が、なぜこうも転落してしまったのか、その理由は分からない。水俣では「言ってはならない」と多くの人から聞いている。「風力の被害など聞いたこともない」と人々は言うようになっている。こんな魔法があるんやね。

コロンビア大学などで研究が進められていることは聞いている。魔法を解く術はないものか。

Bald Hills Wind Farmは、夜間の騒音の放出を停止し、画期的な判決で隣人に損害賠償を支払うよう命じま
した-ABC News (www-abc-net-au.translate.goog)