被害の隠ぺい工作

水俣病のことはたびたび紹介してきた。風車病の被害と全く同じだったからだ。それで津田敏秀『医学者は公害事件で何をしてきたのか』を読んでみて、電話して助けを求めたのだ。ジャーナリストも津田先生のことを知っていて、「忙しい人だからね」と言っていた。水俣、風車、福島、どれをとっても悲惨な被害だ。

あの時、アメリカ軍のトモダチ作戦の米兵たちが被ばくして、癌になったり亡くなっているという。裁判にもなっているけどメディアが伝えることはない。新聞やテレビ、ってさ、本当に悪いよな。汚染水、処理水、が福島の問題だと言う。よくもそれで再稼働なんて言葉が出るな。

原発と再エネ。どれだけの被害者が苦しんで死んでいったことか。映画『MINAMATA』は日本の環境行政に影響があったんだろうか。反響はない。だってメディアは無視しているし、日本人にはその意味が分からない。ジョニーデップ、ユージンスミス、の名前だけのことか。なんでやろ? と私は思うのだ。

会津地方の堅物と思っていたけど、全然。私なんか特に拒否されている。被害があるからカネになるんやで、ということらしい。原発反対も、風力反対も、結局は金儲けのダシ、被害否定のトリックに変貌していた。津田先生は変わらずに被害を訴えている。時間がない。私を寝させないつもりか。と言っていた。

しかしぜひとも、風力発電の低周波被害、風車病の被害に力を貸してほしい。また電話してみるつもりだ。