懲りない環境ビジネス

産経は、原発と再エネの広告新聞だから驚くこともないけれど、どこまで行っても酷い展開だ。風力発電の被害はこれまで書いてきたとおりだし、メガソーラーが各地で幅を利かせている。きっかけは今のヨーロッパで天然ガスの高騰だろう。石炭も高価になっていると聞く。脱炭素のスローガンはどこへ行った? なりふり構わぬ暖房の確保だという。

もうすぐ春だから、すぐに変わるだろうけどな。グレタは天然ガスなんか使わないよな。私のように山で柴拾いして、それで風呂を沸かしているのに違いない。由良町でも私一人だろう。薪でふろ焚いているのは。パチパチと、火を起こして生活するのも悪くない。とくに年とってから、この家の最後の一人として、のんびりと、たまには忙しく、先祖の残してくれた歴史の重みを頂いている。

さて今日の産経記事だ。気候変動対策として、これが自然の現象なら徒労に終わると書く。何やソレ? そして温暖化に適応しようというのだ。「田んぼダム」なんて書いてある。私は百姓しているから、そんな机上の空論に鼻白む。オチョクリだよ。最初から分かっていたことだけどさ。風力も太陽光も、電源として何の役にも立ってはいなかった。

風力発電に関しては、低周波被害のあることが分かっていた。だからこそ、移動発生源だとして、健康被害を否定する報告書を書き続けた。国家犯罪だ。ナチズムと同じだ。産経はプロパガンダ紙に成り下がっていた。戦時中の朝日新聞と同じだ。これから風力被害地の人々は、ドイツ人のように「私たちは知らなかったんです」と繰り返す。

反省はない。それがその人の正体だから。谷口さんらが苦しみながら死ぬと、「ワシらは面白うてならんのや」そう言って笑っていた。なかには手を叩いて踊って見せる人がいた。私に圧力をかけているつもりなんだろうね。「適応策」? フロントランナー? アホらしくて、とても、とても