日本だけ、けったいな話やと思わんか。

本当は各地に風力発電の危険を知っていて、秘かに、でもないけれど、いろんなチャンネルを駆使して風力計画を未然に防いだ地域が多数あることを知っている。今から10年前には全国地図に風力発電設置の計画図がまとめられていて、各県から情報が発信されていた。

私のyoutube動画(morio yura)にも蒲公英工房での対談で、それらの計画図があることを証言している。私も一部、それを見ている。この計画図を提示された時、由良町などの末端の行政がどう判断したかが後日の運命を決めたのだ。

由良町ではh20年に16基の風力発電を建設して被害があることを分かっていながら、さらにh23年に、さらに大きな風力発電5基を稼働させている。いや、その前にh18年に隣町、広川町に風車が建設されて被害のあることを目の当たりに見ているのだ。

汐見文隆著『左脳受容説』にはその時の事情が書かれてある。前記の蒲公英工房の対談でも黒田さんが汐見先生に同行して、被害者を確認している。さらにさらに驚くことには、これだけ由良町で被害者の苦しみを見ながら、由良町の南側の山々にも風力発電を建設しよう、もったいないではないか、と議員たち、役場は主張していたことだ。

もちろん山の向こう側の日高町でも建設推進が叫ばれていた。こんな狭い谷あいの由良町が、北側と、南側の山々に風車が林立して囲まれてしまうのだ。なんという恐ろしい計画があったことだろう。しかもその時、被害者たちが死んでいくと議員たちは手を叩いて笑っていたのだ。

職員たちも風車からは低周波など出ていないと豪語していた。今もその状況は変わらない。10年経ったから、退職してのうのうと笑っている。感情的に笑うのだから理由があるのだ。同じことは伊豆や伊方、今流行りの石狩や東北、下関などでも聞き及んでいる。

各地の被害地で、同じジェノサイド、計画的な迫害、殺人が行われていた。法律がないから誰も罪にはならない。むしろ「関係ない」が合言葉になっていた。「被害者なんてないですよ」と言う言葉をどれだけ聞かされたことか。ではなんでオマエは、風力反対だとか言う言葉を吐くのか。けったいな話やないか。

私が由良町の風力被害を聞いたのはh23年11月末、明けてh24年には各地の被害の様子が段々と分かってきた。インターネットなどでたくさんの被害者が苦しさを訴えていたのだ。同時に汐見先生や窪田さんの悪口をどっさりと聞く。やがて私も村八分でコテンパンにやられていた。田んぼの中まで怒鳴りに来るんだから大したものだよ。

被害を訴える人はいなくなっていた。険しい顔で被害を否定する人はいたけどね。そして海外の風力反対運動の様子がたくさんアップされるようになっていた。日本には一つもないのに。この差をなんだと思いますか? 被害者は少数だから、特殊な障害を持った人の症状だから、知見がないから、いろんな言葉を使って被害を否定しているでしょ。

低周波被害者は頭をやられるから、被害に合うともうボロボロよ。ヘンな人。関りになったらエライことになる。ヨーロッパやアメリカ、世界中で風力発電に反対して、被害に抗議する人々がいる。これは私のウソではなく事実だ。日本が異常な状態にセットされているのだ。

「社会が破壊されるんやで」ジャーナリストは私にそう言って教えてくれたけれど、各地にも同じ情報は伝えられただろう。マインドコントロール、洗脳されているのだ。胸の中に刷り込まれた呪いの言葉を、どこかの神社で洗い流さないか。すっかり騙されている現実に、NO ! と言おう。