来年のこと言うと鬼が笑う。

今から50年後に、温室ガスをゼロにすると書いてある。この辺に、ゼロカーボン、脱炭素の夢物語が現れている。表にあるように、各国は8年後には半分にすると書いてある。んで誰も批判しないんだろう。私は妄想だと思っている。最近、テレビなどに出てきている考えに、武力によらない戦争が静かに進行しているという。

経済的な衰退、文化伝統の破壊、社会の混乱を画策するというのだ。孫氏の兵法に出てくる「戦わずして勝つ」というものだ。COPは国連だから、その舞台を使っての激しいトリックが展開されている。どう考えてもヘンな話よ。記事の最後には途上国に年間11兆円の支援をするとある。なんだこりゃ? と思わないか。

つまり日本から金を搾り取るのだ。脱炭素、ゼロカーボンなんか初めから無理に決まっている。それを承知で因縁付けるんだから、無理筋もいいところよ。戦争を吹っ掛けているのだ。日本では今年、6月から8月にかけて毎日雨か曇りであった。その間、夜間も、太陽パネルは発電しない。

そして日本には風力発電を回すだけの風なんかない。毎日の天気図にある風速の通りだ。ヨーロッパとはエネルギー事情が違う。アメリカや中国は簡単に手のひら返しをする。初めから約束を守る気などない。グレタさんのスピーチの通りだよ。今年のノーベル賞に輝いた日本人科学者は、ほとんどメディアに出ない。

何があったんだろう。気候変動予測プログラムを開発したという。まさに話題の中心にあるべきなのに、誰も関心がない。ほんとうは皆さん、分かっているんだろうと感じている。マルキシズム。イズムなのだ。イデオロギーに振り回されて国際政治から転落するんだろうか。