電気をエネルギーというか。

言葉の言い替えやな。敗戦を終戦というやり方よ。今まで「電気」と言っていたでしょ。関電とか東電とか、いつも電気代であって、エネルギー代とは言わなかった。再エネ、と言っても発電を目的にしたものだよ。それを再生可能エネルギーだというんだから初めから胡散臭い詐欺臭がするじゃないか。

再生、サステナブル、持続可能な、自然エネルギー、本当のところ、どうなんだろう。8/2日の記事では、太陽光発電の稼働率は13%だと書いてある。今年の6月から8月の天気は全国的に毎日雨か曇りだった。つまり3ケ月間太陽パネルは発電しなかった。風力発電は風もないのに回っている。

日本に、風力発電を回すだけの風なんか吹いてはいない。天気図にある風速の通りだ。太陽光にしろ風にしろ、希薄なものなのだ。日本に電気は余っていた。これが現実だよ。それでこの記事だ。風力も太陽パネルも役には立たないけれど、水力発電があるから、何とかなる。でも日照り、旱魃の年もあるから、その時はどうするんだろうか。

ダムは全国に散在していて、その発電量はバカにならない。黒部川の水力発電は、その典型だろう。昔、専売公社という仕組みがあって、塩に税金があった。あんなものか。毎日必要なものだから、税金が高かろうが、質がどうだろうが支払はなくては生きてはいけない。

最近は伯方の塩、とか言って、各地に美味しい食塩が生産されて販売されている。子供の頃はニガリがあって、笊に積んでおいて塩のニガリを絞って使っていた。今は、塩も美味しくなったものよ。いや、再エネの場合は違う。天気次第だから当てにはできない電気だ。由良町で見られたように、風力発電の低周波被害では、とんでもない弾圧が行われた。

被害者が苦しみ死んでいくのを見て、人々は笑って喜ぶように躾けられていた。各地にも被害情報は伝わっているから、風力計画地には当然に反対したい人もいる。ところが行政は先手を打って、偽物の(エセ)反対運動を作って、「土砂崩れが心配です」とアピールしている。風車病に苦しむ被害者を、地域の人々を巻き込んで否定しているのだ。

水俣病がウイルス説だとか、その人の病気だと言っているのと同じやり方よ。とうとうこんな記事が堂々と氾濫することになった。衆議院選挙では、どの候補者も再エネ推進だと声高々に歌っている。被害者のことなんかどこにもない。皆さんどこかで繋がっている。よっぽど良いことがあるんだろう。

風力発電にしろ、太陽光発電にしろ、自然環境の破壊でしかない。何よりも社会が破壊されているのは見ての通りだ。道徳が、倫理感がなくされてしまうのだ。「関係ない」と。不思議なことに、日本の環境運動に関わってきた人たちは、誰一人として風力や太陽パネルの自然破壊に抗議しない。

それどころか再エネ賛美で凝り固まっている。海外の反対運動、抗議活動とは大違いだよ。これは金儲けのダシやね。カネは社会から盗む。恐ろしい政策になっていることを知ってもらいたい。風力発電に反対しよう。被害に抗議しよう。力を貸してほしい。我々の日本社会が壊されてるんやで。