情報操作のワナ

「風力発電反対」、「風力発電被害」、「風力発電、低周波被害」などと検索していて、私のページがいつしか後方になり、人目に触れられなくなっていることに気づいていた。10年前のこと、伊豆や伊方、愛知県などの風力被害を嘆くページがこれでもか、と並んでいたころが懐かしい。淡路島にもありましたなぁ。

あの被害者たちは、その後どうしたんだろう。すっかり歴史のかなたに消されてしまったようだ。由良町でもそうだったから、大体の予想はついている。隣町の広川町、下津町でも、風力被害者の末路は分かっている。笑いものにされてポイ、だよ。組織的にやられるから、孤立した被害者には何もできることはない。

とくに汐見文隆医師が2016年に亡くなってからは、環境運動家たちはなりふり構わず風車病を否定して「ドイツを見習え」などと吠えていた。風力業者の手先、イデオロギー、被害者の迫害、だけではなく、時代の狂気を見る有様であった。あの国連のグレタさんの活躍が、こんな形で演出されるのだ。すべては繋がっていた。

それぞれの検索結果は下記のようなものだ。環境省や御用学者による被害の否定、各地の自称・風力反対運動が数限りなくアップされている。私のページは8ページ目、9ページ目にやっと出てくるから、ここまで探す人は誰もいまい。私は谷口さんらが亡くなって、人々から総スカンを食ってから、ホームページも終焉かと思っていた。

しかし応援する人もいて、私も風車病に苦しんでいるので、誰かがこの真実を伝えなければならないだろう、と思い直したものよ。有害な低周波の被害成分を測定して、原因を明らかにすること、ヨーロッパやアメリカなどで発表されている関連文献、抗議運動など、正確な情報を提供することだった。

最初から、ジャーナリストたちから「あの人たちはいったい何者で、何を目的としているのか、それをまず知ることが先決でしょ」と言われていた。言葉巧みに、あたかも被害者を心配する風を装ってはみても、彼らは絶対に「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)とは言わなかった。

被害者が目の前で苦しみ、そして被害を訴えて死んでも笑っていた。地球温暖化をどうするんだ、というのだ。被害は関係ない、と。淡々と、理性的な言葉だったと思う。これまで、誰か一人でも、被害者を助けろ、なんて言った人はいたかい。今は私一人が風力発電の被害を訴えている。Twitter でも情報を発信しているけれどひどいものよ。

私に対する誹謗中傷がメインになっている。絶えず情報管理の工作になっている。「土砂崩れが~」というのだ。今日の産経新聞には、「国を守る気概が~」と書かれている。新聞のオチョクリもここまでひどくなっている。目の前で被害にあって苦しみ死んでいく人がいる。それを笑いものにして手を叩いて喜ぶ人々がいる。

誰かが殺されたところで、誰が助けるものか。アメリカ軍の占領と同じように、赤い旗の解放軍が来たとしても、同じように媚を振りまくのに決まっているだろう。環境運動家とは、まさにそういった連中なのだよ。記事にあるようにミサイルを打ち合うと思うか? そのための日本社会の破壊だと思えてならないのだ。

三島由紀夫の予言がそのままになっている。歴史家トウィンビーもそう言っていたという。一見、アホらしく見える再エネ政策が、社会政策になっているのだ。真実を知ろう。サステナブル、持続可能な開発などと言って、騙されてはならない。風もないのに風車が回っている。フリーエネルギーなんかないんだよ。

詐欺、欺瞞だけが明らかになっている。風力発電を撤去しよう。