日本の限界

アフガニスタンでの反省文が載っている。日本の実力としてはこんなものだろう。よく書けていると思うのだ。50年ほど前、イラン・イラク戦争の時まで、日本人は労働者としてこの地域でたくさんの仕事をしてきた。給料が良かったから、3年働けば、日本で土地を買ってマイホームが建つと言われていた。

中には泡銭に溺れて使い果たしてしまった人もいたようだ。当時も毎日、戦闘機が飛んでいて、日本人が作ったプラントやタンク、橋梁を破壊していた。日本人に被害があったとは聞いていない。20年くらい前だったか、長岡技大卒の人で、プラント建設に行っていた人が殺害されたと聞いた。アレアレ、と思ったものよ。

イスラムの原理主義というんだろうか。なにかが大きく変わった瞬間だった。アフガンだけではない。イスラムを取り巻く社会が厳しくなっている。先日、インドネシアのイスラム教の若い人たちと話してみた。彼らはIphone を片手に、私の記事、yuramorio.comなどを検索しながら明るく話してくれた。「あんたは金持ちだ」と彼らは言う。

「違うよ。ただの百姓、貧しいfarmerだ」「子供はいるのか。どうしてる?」と彼らは私に聞く。大阪の大学に行ってるみたいだ、と答えると、なにか安心したようにさらにいろんな世間話になっていった。後日、家族写真などが送られてきた。幸せそうな家族に囲まれているようだ。本人も頑張っているんだろう。精悍な顔つきをしていた。

ただ彼らが言うには、「日本はとても良い国だ。すばらしいよ」と二度、三度と言っていたことを思い出す。違うよ、と私は否定したけれど、彼らにもそれなりの事情があるんだろう。今日の記事にはアフガンの失態として、日米同盟のことにも触れている。今の政治家のドタバタ劇を見ていると、とてもそんな話にはならないわな。これが日本の姿なのだ。

まともか、どうか、ということではなく、これしかなかったというべきだ。風力発電の低周波被害で目まいがして耳鳴りが苦しい。各地の自称、風力反対運動では、「土砂崩れ」だの「洪水が」とか言って、今現在の被害に苦しんでいる風車病については一切触れない、アホとしか言いようのない弾圧工作になっている。

それも、誰もそのことに抗議しないし、反対しているんだから同じじゃん、と言って平然として笑っているのだ。あっ、そうか、この人も風力被害を隠ぺいする工作員だったんや、と気が付いても腹が立つだけよ。私に近づく環境運動家は、ほとんどすべてこんな体たらくであった。風力事業という仕事でやっているのだ。地球を守る、環境運動だからね。

ウルトラマンのマンガじゃあるまいに。聞いている方が吐き気がする。インドネシアの若者の方がよっぽど爽やかに思ったよ