評論家の再エネ論

評論家の言うことだから眉唾として、産経1面記事になっていたので紹介する。前ページに私は再エネのアホらしさを書いた。事実だから何を言われようと強いものさ。むしろ嘘八百を万言費やして紙面にしたところで、空しさだけが舞い上がる。さてこの記事の内容だ。政府の基本計画は実現不可能と書く。

太陽光の稼働率は13%と書く。無責任な話だと結論する。そうだよ。私もそう思っている。今年の梅雨は1ケ月ほど雨と曇りの日が全国的に続いたものさ。しかし何の不都合もなかった。もともと当てにはしていないからだ。電力会社も、その辺りは十分に承知している。こんなものが主力電源になるはずがないのだ。

お天気任せで発電所が許されるかいな。そして結論として原発が必要だと書く。これが目的だったようだ。危ない論理よな。原発の安全性は飛躍的に高まった、などとまぁ、よくも書くことよ。この人に倫理観はない。福島の原発事故を知らないのだろうか。知っていても知らん顔。さらに風力発電の言葉が一つもない。

これだけ全国で巨大な風車が建てられて、各地の環境運動家が動員されているのに、なぜ無視するんだろう。書かない理由は、やはり情報管理だと感じている。しょせんは政府の犬か。風力発電なんか発電していないから、利用も何も、そもそもデータを出せないわな。そこにこの記事の欠落、意図を見るのだ。

国益という大上段に構えても、前ページの記事と同じでスカスカやないか。じつはtwitterなどでも同じ投稿が溢れている。環境運動家たちのお追従だ。風車病などの被害が深刻なのに、誰一人として本当の被害を訴える人はいない。専門のスパイ、工作員もいる。同じく評論家諸氏の文もあって吐き気がする。メシの種なのだ。

卑しさが透けて見えることよ。それでこの記事を見ても、それらしく見せながら政府の方針に忠実なことが分かるのだ。私はどうやら反政府活動をしているらしい。近くに風力発電が出来て、風車病で目まい、耳鳴り、頭痛で苦しんでいる、だから風車を撤去してくれ、と訴えているだけなんだが。各地の偽物の風力反対運動家らにも総スカンにされている。

汐見先生や低周波被害者の会の窪田さんもそうであった。ボロクソに汐見先生らの悪口を聞いたものよ。国を挙げての風車建設だからね。それでも私は風力発電の被害を訴えている。海外では、地域の人が協力して風力被害を訴えているでしょ。なんで日本ではそれができないのか。

被害者を笑いものにして消し去るそれらの作戦に、誰かが「違うだろう」と言ってやらないと、見た者の責任を果たせないからだよ。その場面でさえ笑い話にして喜ぶ人々とは何だろう、と私は驚いているのだ。最初にジャーナリストが言ったように、「社会が破壊されるんやで」という言葉の意味が、今も周辺に漂っている。