紀州のドンファンの怪

和歌山の田辺市は、わりと近いので、この事件のことは、どこへ行っても話題になる。私は話下手で、どうしても黙りがちになるタイプだけれど、この話になると、皆さんウキウキとして話に花が咲くんだから、田舎社会の厭らしさ丸出しに笑ってしまうのだ。妹がこの近くに住んでいて、彼を目撃している。

オーラがあって、ウワッと思ったという。日頃は何も話すことはないのに、やはり共通の話題に言葉を交わすことになる。私の意見は否定的だ。22歳と言えばまだ子供で、ここまでのことができるか、私ならできないと断言している。ちょうど子供たちがその年齢なので、だれか裏方がいなければとても無理だと言っている。

それに対して一般は、悪い人は若いうちから悪いで、ということらしい。こんな話を繰り返すことになる。『紀州のドンファン』の本を読んでみた。特に驚くこともなかった。それなりに彼の人生を精一杯に生きてきた、という話だ。この地域には、たまに一代で大金をつかんだ人がいる。それも人の生き方だろう。

私は今、風力発電の低周波被害を一人で説明して、抗議している。海外では、当たり前に抗議運動しているから正解は分かっている。しかし日本では一人も風力発電の被害に反抗する人はいない。トリックや洗脳があるからだ。その厭らしさを指摘しても彼らは嘯くばかりだ。いつか私の主張は明らかになる。

人々は知っていても、自分に関係がなければ知らん顔して過ごすことになる。被害地域の人たちには、たとえ被害感覚はなくとも20~30%の人は、何らかの影響を受けている、と汐見文隆医師や海外の文献には書いてある。トランプ前大統領も「風力発電はガンになる」と言っていた。

しかしそれらの地域では、私は総スカンで拒否されている。よっぽど私が憎たらしいらしいのだ。去年の風力裁判でもそれが明らかにされた。今も彼らは大喜びしている。何が面白いんだろうか。カネを払っても、こんなドラマは見られんわな。