画期的な環境対策とはなにか。

アメリカとイギリスの気候サミットの比較だよ。日本でも46%と言っているから、それがどんなことを意味するのか、大体は妄想でしかないことは一般の人にも十分に伝わっていることと思う。例えば、今ある車をすべて電気自動車にしたらどうなるか? まずそれだけの電気を作り出す発電所の建設が必要だろう。

火力発電の発電効率なんて30%ほどだから、とんでもない無駄なエネルギーを浪費することになる。再エネで賄う? 必要な時に発電してなかったら、使えないじゃん。アメリカは偽装だと書き、イギリスは目標と達成は違うと書く。この欺瞞は何なのか。もちろん日本でも同じことだけどさ。この記事に共通するのは、風力発電などの被害が一行も書かれていないことだ。

自然エネルギーといったって、風や太陽光のような希薄な物理現象をよ、いくら集めてみたところで採算など合うはずがないではないか。せいぜいがダムを作って水を溜めて、水力発電する程度だろう。水力だって雨が降らなければ使えない。日照りの年は確実にある。私は、行き過ぎた石油依存は問題だと考える。

アメリカ人と話した時、なんでアメリカ産の石油を日本に輸出しないのかと聞くと、「なんで日本に石油を売らなければならないのだ」と向きになって言っていたものさ。これが本当のところだろう。画期的な、とは言いたくもないが、それまでメタンガスでも使いながら省エネ技術に励むしかないだろう。