まるでバイオレンス映画やな。

4/3日の産経記事だが、まるでバイオレンス映画の解説よな。アダルトビデオなどにも、同じような場面が描かれていて、こちらの方は演出の作り話なんだと分かっているけれど、それを一般新聞にも、堂々と解説するあたりは、どうなっているんだろうと不思議な感覚になる。

少し前のことになるが、旧ソ連では、日常的に盛大にやっていたことだ。アメリカにもヨーロッパにも、同じことがあったよな。アフガニスタン関連とか。黒人の射殺なんて、珍しくもなんともなかったじゃないか。この記事には触れていないが、ミャンマーの隣国、タイでも暴動が各地に起きているという。なんか嫌な気配が伝播しているんだろう。

私は、この記事を見ながら、やっぱりなんかの意味があるんだろうと考えている。あまりに具体的で、脚本の粗筋がはっきりとしている。たぶん本当のことなんだろう。そして日本人の誰もが、中国人の怖さを共有したはずだ。そして、日本国内にも、同じような弾圧がゴロゴロしていることに、気が付くのだ。

ウィキペディアで、水俣病と検索すると、政府の思い通りの記事になっている。これがウソだと知っている人はいるのに、誰も抗議する人はいない。イタイイタイ病でも同じことになっている。国を挙げて、医学者やメディア、地域の人々が平気で真逆の対策をしたのだ。津田敏秀著、『医学者は公害事件で何をしてきたのか』にはそんな闇の世界が書かれている。

風力発電の低周波被害でも、全く同じ「真逆の対策」をして、被害者を弾圧して消し去ってきた。ジェノサイド、計画的な殺人である。今、各地の風力反対運動では、「土砂崩れが心配だ」、「地下水は・」といった別の言葉にすり替えられて、既に苦しんでいる風力被害者を煙に巻いている。

被害者の方は弾圧を繰り返されていて、とうに人間性をなくしている。ヒツジにされるのだ。人間なんて弱いものだということがよく分かるではないか。それを分かっていて、地域の人を使って、被害者を消し去っていく。笑いものにする。普通に考えれば、それは地獄絵ではないか。

たしかにこの記事に書いてあることは、人道上、許されることではない。しかし、だからと言って、産経がいつも賛美している風力発電が、たくさんの被害者の屍の上に回り続けている現実に、それを覆い隠す、隠れ蓑にはならないだろうと思うのだ。カネ欲しさの方便かい。