脱炭素というスローガン

今日の産経記事だが、どうも無理がある。見出しの「脱炭素ポイント」、なんかおかしいと感じないか。レストランに行くと、普通はセラミック製の皿やカップを使っている。何度も洗って使っていることは洗い場を見れば分かるだろう。それを「マイ容器」を持参して、という設定がヘンなのだ。それなら使い捨て容器の削減で、省エネで、ゴミ削減で、と言えばよいものをよ。

意識改革が目的と書くが、戦時中のプロパガンダよな。一億総玉砕、とかさ。明日では間に合わない、とかさ。こんな扇動に喜んで従う人たちがいるからおかしなことになるんやで。石炭火力反対記事もなんだか怪しい。風力発電の自然エネルギーならいいんか? カルト、邪な宗教に熱狂している環境運動家みたいやないか。こんな連中が今、各地で自称風力反対運動を牛耳っている。

土砂崩れが心配だ、電磁波被害がある、なんて受け売りの言葉で話すのだ。風車病の被害になると、途端に沈黙する。地球温暖化の手先であることは間違いない。もともとは何も考えない「考える会」系統の人たちだとみている。この記事を二つ並べることで、産経は何を表現したんだろうか。実はそれが目的なんだろうと思うのだ。どんなやり方にせよ、発電にはいろんな問題が付きまとう。

脱炭素、という言葉をキーワードにして、石炭を悪者にしたいんだろう。蒸気機関車SLのイベントでは、石炭の香りも感動に欠かせないものなのにね。人間ってのは勝手なものさ。彼らがよく言う「水は燃えるんです」とか、フリーエネルギーとか、それはカルトだからね。新聞の洗脳記事も危なくなってきた。