御用学者よな

気候危機はフェイクと書きながら、CO₂をゼロ0にするために技術開発を進めるのだという。なんだこのふやけた論理は? と思うのだ。この日本で、風力や太陽光は、それほど役に立つとは思えない。天気次第、風次第で当てにはならないだけではなく、風車病などの深刻な被害がある。その負の側面には全く触れないで、中国の悪口にすり替える。

アメリカのグリーンバブルだという。なんだ、こりゃ、という趣旨になっているのだ。エネルギー強国と書きながら、北朝鮮並みの論理の混沌に、この人は矛盾を感じないんだろうか。さらに同紙には、元首相たちが集まって原発反対だと会合したとある。なんという軽さよ。年寄りが老醜を見せるのはこんな無責任な態度が露わになる瞬間だ。

彼らは今、再エネの普及に大忙しだと聞く。しょせんはカネの向くままに、ということだ。今日の産経記事は随分な迷走ばかりやないか。いったい何を目指しているのか分からない。原発と石炭が重要だ、と結論するあたりは、日ごろの再エネ賛美の論調とは正反対だよな。私はこれまで学者や政治家は、人よりも優れた特質があって、それがリーダーシップになっているんだろうと勘違いをしていた。

これは日本だけの現象だろうが、小田原評定というか、大本営発表というか、御前会議というか、まるで論点がズレている。「陥穽」だって? 文中にはフェイクだと書いてあるじゃないか。何のための計略なのか、分かった上での記述だろう。風力発電は詐欺なんだよ。